ピチャン…ピチャン…
ミサキ
はぁ…はぁ…
水で濡れた服が重い 気持ちが悪い
ミサキ
__なんか クソ喰らえ
~サボside~
サボ
ここだったっけな
クレオ島の海岸付近 そこには魔女が住みついているという
ヒュッ
サボ
っ!?
ミサキ
何の用だ
サボ
おれはサボ
噂の魔女に興味があってな
ところで ナイフ収めてくれねェか? 別に危害を与えるつもりはねェんだ
噂の魔女に興味があってな
ところで ナイフ収めてくれねェか? 別に危害を与えるつもりはねェんだ
ミサキ
………
スッ
サボ
ふぅ
ミサキ
革命軍が 魔女に何の用?
サボ
ああ
単なるおれの…
単なるおれの…
サボは声を失った 魔女の姿は その名に相応しい それは綺麗な 綺麗な
サボ
綺麗だ
ミサキ
はあ?
サボ
へ?
あっ!
悪ィ
あっ!
悪ィ
サボは謝った しかし その綺麗さに見とれていた 艶のある銀髪 金色の瞳 長い睫毛 正に一目惚れであった
サボ
なァ
サボは魔女が欲しくなった 手元に置いておきたくなった
サボ
革命軍に入らねェか?
ミサキ
はァアァア!?
それが 魔女とサボの 最初の出会いであった