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エン兄

……で、何があったんだよ

私の涙が収まった頃

エン兄が言った

ソラ

それが……

今日あったことをすべて話した

そしたら…………

エン兄

はああああああっ!?

エン兄

なんだよそれ!

エン兄

ただの一方的な恨みじゃねぇか!

……って、怒ってくれた

ソラ

ずっと、我慢してたけど……

ソラ

だめだった……

ソラ

…………ごめんなさい

エン兄

なんでお前が謝るんだよ?

エン兄

でも……、まぁ……

ポンポンッ

ソラ

え…………?

エン兄

よく頑張ったよ

そう言って

エン兄は私の頭をなでてくれた

エン兄

……そういえばスクバは?

ソラ

あ、おいてきちゃった

エン兄

ははっ!

エン兄

兄ちゃんが後で取りに行ってやるよ

ソラ

うん。ありがとう

その時_____……

セイ姉

エンーーー!

セイ姉

天姬ーーーー!!

セイ姉も帰ってきた

エン兄

セイラじゃん

エン兄

学校は?

エン兄が聞くと

セイ姉

小学校から電話がかかってきてさ

セイ姉

急いでかえってきたの!!

…………と言っていた

何があったかも大体は聞いたらしい

エン兄

セイラ、残念だったな

エン兄

俺のほうが先についたぜ

セイ姉

そりゃあ、エンは学校が同じですからねーーー!

いつの間にか

二人はギャーギャーと言い合いを始めた

ソラ

……あははっ! はははっ…

それが面白くて

笑ってしまった

セイ姉

ちょっ、天姬っ!

セイ姉

笑わないでよっーー!

ふくれっ面になってるセイ姉も面白くて

今度はエン兄と一緒に大笑いした

エン兄

あぁ、おもしれぇ……

エン兄

っていうかだけどさ

エン兄

「天姬」やめねぇ?

ソラ

え?

セイ姉

まぁ、たしかに?

セイ姉

……で、なにか案あるの?

エン兄

んーー、「ソラ」は?

ソラ

ソラ?

セイ姉

なんで?

エン兄

天姬の「天」って「ソラ」とも読むだろ?

ソラ

あぁ、たしかにそうかも?

セイ姉

え、そうなの?

セイ姉

……天姬はそれでいいの?

ソラ

……うん!

ソラ

ソラがいいっ!!

他人から見たら

ただの名前かもしれないけど

私にとっては

大切な思い出の一つだ

エン兄

とりあえず家入ろうぜ

セイ姉

あ、待って今鍵開けるから

ソラ

エン兄

エン兄

ん?

ソラ

セイ姉

セイ姉

どした?

ソラ

家族になってくれて

ソラ

ありがとう

私がそう言ったら

二人は顔を見合わせて

セイラ&エント

どういたしまして!

と言って笑ってくれた

これが不登校のワケ

あれからもう一度も学校に行ってない

でも

セイ姉たちは何も言わない

多分気遣ってくれてるんだと思うけど

それぐらいが私にはちょうどいい

ソラ

今日は、どうしよう

一瞬制服に手を伸ばすけど…

ソラ

ゴホッ……ゴホッ…

猛烈な吐き気と頭痛が襲う

ソラ

やっぱり…だめだ

ソラ

……私服に使しよう

そう決めて、私はリビングに向かった

セイ姉

あ、ソラいいところに!

セイ姉

もうご飯できたよ

セイ姉

ほら、座って!

セイ姉が優しく言ってくれるけど

顔を上げることができない

エン兄

ソラ、どうかしたか?

ソラ

制服、着れなかったから

ソラ

ごめんなさい……

今も昔も

私は誤ってばっかりだ

セイ姉

ソラ………

セイ姉

別に、学校に行かなきゃいけないってわけじゃないんだから

セイ姉

大丈夫だよ

セイ姉がそう言ってくれて

私はやっと顔を上げることができた

エン兄

朝飯、食おうぜ?

ソラ

エン兄……

ソラ

……うん、食べる!

セイ姉

さっ、食べよ食べよ!

私が席につくうちにセイ姉が食器を並べ

エン兄がパンケーキを持ってくる

セイ姉

せーの!

ソラ

いただきます!

エン兄

いただきます!

セイ姉

いただきます

食べたパンケーキはとっても甘かった

ソラ

ごちそうさま

ソラ

食器、運んでおくね

セイ姉

あ、ありがとー

私は自分の分の食器と

エン兄の分の食器を持って席を立つ

セイ姉

エンったら自分のを片付けもしないで……

セイ姉

……まぁ、今日は仕方ないか

ソラ

ソラ

今日ってなんかあったっけ?

セイ姉

あ、ううん!

セイ姉

こっちの話!

………どっち?

セイ姉

あ、ソラ

セイ姉

食器、私が洗っとくからさ

セイ姉

着替えてきなよ

ソラ

え?

ソラ

でも、どこも行くとこないよ?

セイ姉

ううん、あるの

セイ姉

だから、ね?

ソラ

そうなの?

ソラ

じゃあ、わかった着替えてくる

セイ姉

それと………

セイ姉

大事な物も、持ってきてね

ソラ

うん…………?

とりあえず頷いたけど………

大事な物って、なんだろう?

ソラ

服はまぁ……これでいいか

選んだのは

落ち着いた雰囲気のワンピース

ソラ

あとは………

ソラ

あ、大事な物!

でも………大事な物って?

わかんなくなって自分の部屋を見渡す

ソラ

あ、これかな?

そう思ったのは、一つのイヤリング

なんでかわからないけど、片方しかない

養護施設にいたときに

養護施設のおばあちゃんが……

養護施設

このイヤリング

養護施設

天姬ちゃんが入ってたベビーカーにあったの

ソラ

え?

養護施設

あ母さんの形見かもしれないから持っていきなさい

……って渡されたんだよね

ソラ

…………これでいいか

ソラ

ねーねー、どこに行くの?

エン兄

んー、ヒミツ

さっきからこれの繰り返しだ

何を聞いても答えてくれない

セイ姉

大丈夫

セイ姉

もうすぐつくから

ソラ

えぇーー?

さっきも同じこと言われたよーー?

エン兄

あ、あそこじゃね?

そう言ってエン兄がが指さしたのは……

ソラ

へっ? 廃墟ビル?

セイ姉

あぁ、あそこだあそこ

ソラ

いやいやいやっ!?

二人とも頭おかしいんじゃないの!?

廃墟ビルだよ!?

しかも、勝手に入っちゃったし!

エン兄

ソラ、そのイヤリング貸して

ソラ

え? これ?

ソラ

いいけど………

ソラ

はい

耳につけていたイヤリングを外してエン兄に渡す

すると………

エン兄

光ノ王女ノ名ノモトニ世界へ続くク扉を今ココに!

ソラ

……………へっ?

意味のわからないことを言い出した

ソラ

えええっ!?

私が驚いたのはエン兄にじゃない

エン兄の前に出てきた扉に驚いているのだ

セイ姉

お、ナイスエント

エン兄

さ、ソラ行くぞ

ソラ

ど、どこに……?

エン兄

楽園世界、シャルラに

エン兄

……だよ

エン兄

ヒメ

ヒメって………私がっ!?

シホナ

第三話、いかがでしたでしょうか

シホナ

やっと少しファンタジーに入れた気がします

シホナ

第四話の舞台は楽園世界シャルラ

シホナ

お楽しみに!

この作品はいかがでしたか?

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