コメント
4件
不破受けって最高だよな
ぇ、最高です
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
2人でゲーム中のことだ。
プシュ…と 缶のプルタブを開ける音がして
不破湊のVCが静かになった。
黛灰
不破湊
バレちゃあしょうがない とでも言わんばかりに
ゴクゴクと喉のなる音がする。
黛灰
不破湊
あっけらかんとした 笑い声
いつもこれで 許してしまう
黛灰
不破湊
不破湊
黛灰
不破湊
全く…
画面の向こうの彼に 心配ばかりが募る。
黛灰
不破湊
不破湊
何を言っているんだろう 彼は
黛灰
不破湊
黛灰
黛灰
不破湊
施設の人には 不破くんとゲームをする としか伝えていない。
エナドリを飲ませるために 来られても
いくら不破くんが 子供たちに人気でも
深夜の今は迷惑でしかない。
不破湊
不破湊
黛灰
不破湊
黛灰
黛灰
どんな季節でも夜は寒い。
適当に上着を掴み 羽織って外に出る。
施設の外に出るまで 誰にも声をかけられなかった。
黛灰
公園への道を ひたすら歩く。
黛灰
公園に着くと 不破くんはもう居た。
不破湊
黛灰
俺を見つけて まるで忠犬のように
好感度全開で こっちに駆け寄ってくる。
不破湊
抱きつかれた瞬間
違和感に気づく。
黛灰
黛灰
不破湊
ツンと鼻につく 変な匂い。
クドい女物の香水。
今日のゲーム中も 様子がおかしかった。
黛灰
黛灰
抱きつく不破くんを 引き剥がし
真っ直ぐ目を見つめ
問いただす。
不破湊
黛灰
不破湊
首元を見ると、
切り傷があった。
黛灰
不破湊
不破湊
黛灰
不破湊
黛灰
襟元を掴む手に 力が入る。
変な隠し方に腹が立つ。
俺に言えないことなら しないでほしい。
大事な君が 痛い目にあうのは嫌だ。
黛灰
不破湊
黛灰
だって、
まゆの悲しむ顔
見たくないから。
黛灰
不破湊
黛灰
不破湊
黛灰
黛灰
黛灰
不破湊
不破湊
不破湊
不破くんがよろよろと 膝をつく。
慌てて 引っ張りあげようとしたが
自分には力が無いことを 忘れていた。
黛灰
不破湊
2人して砂にダイブする。
不破湊
不破湊
不破湊
黛灰
砂まみれになっている お互いの顔を見て
自然と笑みが零れる。
黛灰
黛灰
黛灰
不破湊
何で!どうして!?と
慌てる不破くんの 服を掴み顔を引き寄せる
不破湊
そして
首元の傷を
舐めた。
不破湊
黛灰
丁寧に血を拭うように
舐めとる。
不破湊
黛灰
不破湊
黛灰
黛灰
不破湊
真っ赤な顔した不破くんの 頬を手で包む。
すり…と 小指で撫でると
不破湊
なんとも言えない 吐息を零す。
黛灰
不破湊
不破湊
聞けば カッターで 切りつけられたと言う。
不破湊
黛灰
黛灰
不破湊
黛灰
不破湊
不破湊
黛灰
黛灰
黛灰
不破湊
黛灰
立ち上がった俺は
キョトンとした顔の不破くんに
手を差し伸べながら言う。
黛灰
今はまだ 言わないよ
俺のこの気持ちは。
不破湊
不破湊
黛灰
先を歩くまゆの手を掴む。
黛灰
不破湊
不破湊
引き寄せて 抱き締める。
黛灰
ポンポンと 頭を撫でられ、
その温かさに涙が出た。
不破湊
堰を切ったように溢れる涙は まゆの肩を濡らしていく。
不破湊
黛灰
不破湊
黛灰
不破湊
黛灰
明那がよく 好きだの愛してるだの 言いすぎているから
反応が薄い
わかってたけど 辛いな
不破湊
黛灰
どうしたら わかってくれる?
こんなに夜遅く
俺のために外に出てきて
泣いてる友達に 肩を貸してくれる
君が好き。
不破湊
黛灰
不破湊
何が?
言いかけた唇を 塞いだ。
まゆが目を見開く。
まつ毛…長い…
黛灰
黛灰
必死に息をしようとする姿が とても可愛い。
ねぇ、まゆ
俺は本気で…
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの