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香織
香織
千奈美
香織
翔は手紙を渡して1週間たっても、 千奈美になんの返事も くれなかったのだ。
千奈美
千奈美
ちなみはすっかり落ち込んで、 そんなセリフを吐いていた。
香織
私は翔が千奈美の気持ちに 応えないなんて、 どうしても信じらなれなかった。
香織
私は強引に提案した。
香織
千奈美
そうして千奈美は決心した。
一学期の最終日。 遅刻スレスレで昇降口に 飛び込んできた翔を捕まえて、 手紙の返事はどうなってるのかと 2人で問いつめた。
翔
翔
予鈴が鳴っているというのに、 翔の言葉はもたついて、 歯切れが悪かった。 私は少しイラついた。
香織
私はいい返事が貰えると信じていた。
威勢よく翔をうながした。 返事なんか、一言で済むのだ。 手紙には、はっきりと
付き合って欲しい。
と、書いたのだ。
返事はよろしくとか、 喜んで付き合うよ、とかでいいのだ。
なのに。
翔
香織
千奈美
私はイライラしてまくしたてた。 早くしないと、 朝のショートホームルームが 始まってしまう。
翔
翔
そう言うと翔は私の方を見た
あのとき、一瞬 ドキッとした自分がいて、 それから、 何が何だか分からなくて、 私、慌ててうつむいてしまった。
しばらく、沈黙が続いた＿
千奈美
香織
翔
そんなわけないじゃん、
と言うと思っていたのに
翔
黙ってしまった＿
気まづい空気が続いた
千奈美
香織
香織
千奈美
香織
千奈美
香織
千奈美
千奈美
香織
千奈美
香織
千奈美
香織
千奈美
香織
千奈美
香織
千奈美
あれ以来千奈美は 私と話してくれなかった
それを知った友達も、みんなも 私を避けてしまった
だけど、私は千奈美のことは ちっとも嫌いじゃない 。
私は
いつか千奈美が また仲良くしよう、と
嫉妬の気持ちが治まったら そう言ってくれると
信じているから。
香織
だから今は_
静かに待っている。
先生にも相談せずに…
香織
千奈美
友達
私と千奈美は今 逆の世界にいる、かも知れない。
もちろんあの後翔とは付き合っていない。
香織
香織
香織
香織
名前┊︎神崎 香織 カンザキ カオリ 年齢┊︎15歳 性格┊︎友達を大切にしている 優しい 部活┊︎バスケ部 千奈美が大好き。
名前┊︎倉澤 千奈美 クラザワ チナミ 年齢┊︎15歳 性格┊︎少しヤンデレな所 部活┊︎バスケ部 好きな子に振られ、 香織に嫉妬中💭💭
名前┊︎森下 翔 モリシタ ショウ 年齢┊︎15歳 性格┊︎面白い 元気 少し照れ屋さん 香織の事が好き。
