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何度でも 2

放課後、教室

窓を開けた

俺らの教室は三階にあるので、風通しが良く、気持ちいい

長い前髪が、カーテンと一緒に揺れる

窓の前には高めの段がある

俺はその段を登った

風が気持ちいい

誰も居ない、と思う

あ、そうだ

靴は脱いでいこう

上着も、

どうせなら、絆創膏も、包帯も、ガーゼも

傷に風が染みて痛い

最後くらい、男で生まれてしまった体を好きになろう

母さん、父さん、ごめんなさい

僕が男で生まれてしまって

香乃、千春、

いつも一緒にいてくれたのに、自分勝手でごめんな

そして花宮、

ありがとう、ごめん

さようなら

千春

カノ!

千春

今どこ!?

千春

ヒロトがやばいって!!

香乃

知ってるよ!

香乃

でも面会出来ないから会えないよ?

千春

え、ウソ

千春

そんな重体なの?

香乃

三階から、だから

千春

早く元気になんないかな、、、ヒロト、、、
(´._.`)

香乃

明日、学校、絶対話し合いあるよね、、、

千春

うん、、、

香乃

がんばろ、ハル

千春

うん

続く

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