櫻弧
目が覚めると何も無い部屋
いつ、どこで何をしていたのかも覚えていない。
櫻弧
櫻弧
心当たりなことが1つあった
前日の昼のこと
櫻弧 母
櫻弧
櫻弧 母
目の前には壁に大きな汚れが付着しているのが見えた
櫻弧 母
櫻弧
櫻弧 母
櫻弧
櫻弧
櫻弧 母
櫻弧 母
これがいつものお母様
もう、言われ慣れたも同然だ
櫻弧 母
櫻弧 母
"はい。お母様"と遠くから微かに聞こえてくる透き通る声
紫稀
私の妹の紫稀
母に良く似た美しい顔、透き通る声、ツヤな髪に赤く光る瞳。
私とは大違い
櫻弧 母
紫稀
言われ慣れたと言っても、妹と比べられるのは流石に辛い
私はずっとこの生活に不満を持ち、我慢をし続けた
だが生活の為の金などは全てお母様が負担してくれている。なにも逆らえる立場では無いのだ。
あの屋敷に居ては気分を壊してしまうので気晴らしのため、私は川に来た
櫻弧
ガサガサ
櫻弧
奥で音が鳴り出した
櫻弧
バサッ
櫻弧
櫻弧 母
櫻弧 母
櫻弧
櫻弧
櫻弧 母
櫻弧 母
櫻弧
聞きたくもなかった。そんな言葉
お母様の気持ちは正直分かっていた
だがお母様の口からは聞きたく無かった
櫻弧
櫻弧 母
櫻弧
櫻弧 母
櫻弧 母
櫻弧
ドンッ
大きな音がそこら中に響いたのが分かる
頭を強く打った感覚
だが痛いのは体よりも
心の方が痛い
櫻弧
櫻弧
トントントン
櫻弧
3回のノックオンが聞こえてくる
櫻弧
???
???
櫻弧
目の前には凄い美人でニコニコと笑っている女性がいた。
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