理想の自分と現実の自分
正直ある程度の年齢にまでなれば
勝手に輝く人になるものだと思ってた
《理想》
《現実》
朝起きたらまずは 大きなカーテンを開ける
海の見える4LDK ダブルサイズのベッド
朝起きたらまずは カーテンを開ける
小さなワンルームマンション シングルサイズのお布団
オーガニックコーヒーと アサイーボウルを用意して
まだベッドで寝ている 同棲中の彼氏を起こす
朝食は適当に食パンで済ませ 付け合わせはジャム
乱れた布団を整えて 出会いがないと嘆く
バッチリメイクとヘアセット 大きなクローゼットから 今日の洋服を選ぶ
靴箱から今日の靴を選んで 彼に行ってきますのキスを
髪をひとつに結わえたら お決まりの洋服と簡単なメイクを
履きなれたいつもの靴を履いて 誰もいない部屋に行ってきますを
大手企業でOLとして働き ランチは近くのおしゃれカフェ
定時に仕事を終わらせて アフター6は買い物とデート
地元の小さな企業で働き ランチはお手製のお弁当
残業続きの毎日で 帰宅後はバタンキュー
休みの日はエステにネイル 彼とのドライブデート
スケジュールは埋まっていて 友達との女子会も欠かさない
休みの日は夕方まで寝て 日用品の買い物と家の掃除
スケジュールは仕事の予定ばかりで 友達ほぼ結婚していて忙しい
日々満たされていて いつでも笑顔を絶やさない
人には優しく 人の心に寄り添えるそんな人
あれっ?考えてみたら 理想のような生活とは程遠いけれど
こんな人になりたいって理想は 叶ってるんじゃないかな
そこにはちゃんと 微笑んでる時間があって
幸せかと聞かれて 満点ですとは答えられないけど
それでも自分なりの幸せと 楽しい時間を過ごしている
探していたものは ちゃんとここにありました
私の中にありました
コメント
9件
どんな生活とはいえ、卑屈にならず明るく過ごせたら幸せなんでしょうね…!
すごい分かる!と思って読ませて頂きました! 理想と現実はかけ離れていても 幸せでいることに変わりがないのなら、きっとステキな人生ですね! 私も自分の人生に誇りが持てたらいいのになーw
夜遅くにコメント失礼します_(._.)_ 理想と現実ですか…確かに理想と思っていてもいつの間にか叶っていて、現実が理想になってそうですよね!