シャオロン
真冬の夜12時
吐かれる息が真っ白になるくらい寒い夜だった
学校でこんな噂を聞いたんだ
"真冬の日付が変わる鐘と同時にこの地域で1番大きい神社、『天声神社』で願い事をすると"
"神様が現れるんだって"
ただの噂
神様なんて現れるわけが無い
だけど…
シャオロン
ゴーン、ゴーン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
俺を助けてください
鐘がなり終わった…
神様は…
シャオロン
シャオロン
神様は、現れなかった
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
そう言って、帰ろうとした時…
???
シャオロン
???
???
シャオロン
???
???
シャオロン
"神様"…、?
???
???
天声
シャオロン
天声
天声
天声と名乗るやつは神の証拠と言って空をふわふわ飛び始めた
シャオロン
シャオロン
俺は、また誰かのいたずらなんじゃないかと疑ってそいつに聞く
天声
シャオロン
天声
天声
シャオロン
俺は戸惑いながらもそう答えた
天声
具体的にってなんやねん…、
シャオロン
天声
天声
シャオロン
気になってそう聞いてみた
天声
天声
シャオロン
神様やのに、人は殺せへんのや…、
天声
シャオロン
シャオロン
シャオロン
俺はそう呟いて、具体的に助けて欲しいところを言おうとした時
天声
天声
シャオロン
神様と契約…、?…なんやそれ、聞いたことないぞ…、
天声
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
天声
天声
俺はそれを聞いてとても嬉しくなった、だって…
シャオロン
天声
俺はずっと1人やったから
ずっと一緒におってくれるって聞いて、契約をするかどうかはすぐに決まった
シャオロン
天声
シャオロン
天声
天声とやらはそう言って俺の目を塞いだ
シャオロン
天声
俺は人一倍痛いのが嫌いだ だから、天声が今から何をするのかが分からなくてとても怖かった
天声
シャオロン
え、今こいつ何した…、?
天声
天声
シャオロン
めっちゃソフトタッチやったけど こいつ…絶対キスしたよな…、
契約するためにすることがキス、?
そんなことあるんか…、?
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
天声
シャオロン
シャオロン
天声
天声はそう言って無邪気に笑った
この日から、俺の人生はガラッと変わったんだ
天声
天声
シャオロン
一旦、そういうことにしておくことにした
ここに帰ってくるまでにわかったことがいくつかある
1つ目、こいつから一定距離離れると俺はものすごく頭が痛くなる
2つ目、こいつの声や姿は周りの奴らには見えないし、聞こえない
3つ目、こいつは天声という神様で、元々は人間だったが、大昔のなんかしらの儀式で神にされたらしい
これについては、あいつもよく覚えてないらしい
何百年前からあの神社の神様らしいから、人間の頃の記憶は曖昧…というか、ほとんど覚えてないらしい
明日学校の図書室でこいつのことを調べてみようと思う
天声
シャオロン
シャオロン
俺はそうって目を逸らした
天声
シャオロン
あいつに後ろから顔を掴まれて、グイッと顔を合わせるようにされた
天声
シャオロン
天声
シャオロン
シャオロン
天声
元々、顔や頭を掴まれたり触られたりするのは苦手だったから目は反射的に瞑ってしまっただけ
だけど、よく分からん神様とやらにさっきキスされたからされるかもとは思った
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
天声
シャオロン
なんやねんこいつ、色々聞いてきやがって…、
天声
シャオロン
天声
天声
シャオロン
シャオロン
なんでクラス替えからそうなんねん、!
学校休むのはマジでヤバいって…、!
天声
シャオロン
天声
シャオロン
ほんまになんやねんこいつ…、
意味わからん…、
天声
シャオロン
天声
あいつは俺の頭上に手を持ってきた
シャオロン
天声
シャオロン
天声
シャオロン
シャオロン
天声
天声
シャオロン
なに、こいつ…、
人間観察得意かよ…、
天声
天声
シャオロン
天声
シャオロン
今度は横から手が伸びてきた…
天声
シャオロン
天声
そう言って、俺の頬から左耳あたりを撫でてきた
シャオロン
天声
シャオロン
シャオロン
天声
シャオロン
ほんまにさっきからこいつおかしいな…、
てか、こいつの名前って…
シャオロン
天声
天声
シャオロン
天声
こいつ、名前ないんや…、
天声
シャオロン
シャオロン
天声
シャオロン
なんや、今の間…、
シャオロン
天声
天声
シャオロン
天声
シャオロン
天声
シャオロン
シャオロン
天声
天声
天声
シャオロン
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