俺達は今後どうするか頭を抱えた
そんな時、1つの案が思い浮かんだ
しにがみ
しにがみの能力は聞いたが俺の能力はまだ話していなかった
しにがみが教えてくれたし俺も教えなければならない
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ざっと説明し、しにがみが軽く反応をする
しにがみ
しにがみ
ぺいんと
俺達は今後どうするか頭を抱えた
『ゾンビ化を治す薬を作る』という案は出たが、複雑なのでしにがみのゾンビ化までに作れないだろう
そんな時、1つの案が思い浮かんだ
ぺいんと
そんな俺の様子を見てしにがみが話しかける
しにがみ
そう言われたが話す気になれない
だってそれは
その案は…
ぺいんと
口からそんな言葉が零れた
それにしにがみは反応してこう言う
しにがみ
しにがみ
しにがみならそんな言葉を出すと思ってた
しにがみにとってはゾンビになる事は重く考えていないのかもしれないが俺にとってはかなり重いのだ
あのゾンビになった日の絶望
恐怖
全ての負の感情が湧き出てくるんだ
だからしにがみにはゾンビになって欲しくない
ゾンビにさせない
だから俺はしにがみにこう伝えるのだ
ぺいんと
しにがみ
きょとんとした顔で見つめる
まるで『理由が分からない』と言っている様だった
ぺいんと
ぺいんと
そう…1番重要な事だ
ゾンビになった者の運命
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
少し黙って、しにがみは口を開く
しにがみ
ぺいんと
今の事を聞いてゾンビになりたい?
ふざけるな
どんだけ辛い思いをするか…分からなかったのか?
しにがみ
しにがみは笑ってこう言った
しにがみ
しにがみの目には涙が浮かんでいた
ゾンビになる事が怖いのだろうか
それとも俺の事を考えて涙を流したのだろうか
きっと後者の方だ
後者であってほしい
前者なら俺はしにがみをゾンビに出来ないからだ
罪悪感で胸が張り裂けてしまう
俺は、後者の考えだと信じながらしにがみに言葉を伝える
ぺいんと
ぺいんと
俺はしにがみと生きる事を約束した
此処で
奇妙な空間で
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
コメント
2件
1コメ!最高…