/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
俺
サークルで肝試ししたんだけどその時の話
俺
出ると有名な墓地を歩くだけの肝試しなんだけど、そこで不思議と言うかゾッとする経験をしたんだよ。
俺
当分は黒猫見たくないわ
A
何があったん？
俺
俺の番になって簡単な地図片手に出発したんだよ
俺
ルート自体は単純で墓地の出口を目指して降りていくだけなんだけど、火葬場もあるようなとこだから広いんだ
俺
一応元ボーイスカウト出身だから酒飲んでても地図さえあれば楽勝って感じなんだけど、歩いてたらいきなり目の前に黒猫が出てきてん。
A
いきなり？
俺
そう。
いきなり目の前におってん。
いきなり目の前におってん。
A
まぁ、暗いからまぎれてただけやろ
俺
そう思うんやけど、なんていうか…まるで俺の事を待ってたようにおってん
俺
じっと座りながらただ真っ直ぐに俺を見ながら
A
…
A
それで…どうなった？
俺
…
俺
ただそれだけや
A
ん？
俺
目があったらニャーと泣いて墓石の間へ走っていったよ
俺
ただそれだけの話や
A
何やねん！
オチないんかい！？
オチないんかい！？
俺
ただ、黒猫が不気味やっただけの話やで笑笑
A
まぁ、確かにそんな不気味な登場されたらちょっと怖いけどな
A
じゃあ、結局何もなかったんやな
俺
まぁ、そうやな
A
ほんま何の話やってん
俺
まぁ、結論から言うと
俺
黒猫見た後に何故かコースとは反対の火葬場におっただけの話やな
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
