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ありがとうございます!☺️ 続きをもうすぐ出すので、楽しみにしてくれたら嬉しいです😆
第二十三話 夜が明けて
無惨は、倒せたの?
だめ 体が動かない
頭もズキズキする
無惨が死ねば、他の鬼も滅ぶ
わたしも、一度鬼になったから、消えてしまうの?
瑠璃
ここは一体…
?
瑠璃
どこだか分からない場所で、誰かが後ろから呼んだ
振り向くと、わたしに似た女性が立っていた
と、言うか…
ほぼわたしと同じ顔をしていた
瑠璃
そら
瑠璃
瑠璃
瑠璃
そら
そら
瑠璃
そら
瑠璃
瑠璃
そら
そら
瑠璃
そら
そら
瑠璃
そら
そら
そら
そら
そら
そら
そら
そら
ありがとう
瑠璃
瑠璃
そら
そっかぁ
そらさんは、わたしの前世だったんだ
わたしが生まれた理由も、なんとなく分かったような気がする
・ ・ ・
瑠璃
瑠璃
隠
瑠璃
目が覚めると、周りには隠の人たちがいて
辺りの様子から、無惨が死んだことが分かった
瑠璃
隠
隠
隠
瑠璃
隠
隠
瑠璃
そうだ、隠の人たちに言ってなかった
瑠璃
今説明しよう、そう思った時
冨岡
少し離れたところで、冨岡さんが叫んでいた
その近くには、炭治郎がいる
でもなんだか、
瑠璃
炭治郎の左腕は、無惨の衝撃波で飛ばされたはずなのに、
瑠璃
隠
隠
瑠璃
瑠璃
瑠璃
瑠璃
近づこうと、走り出した時
冨岡
冨岡
瑠璃
冨岡
冨岡
冨岡
瑠璃
瑠璃
苦渋の決断だった
きっと冨岡さんもそうだ
わたしは近くまで行き、冨岡さんに加勢する
でも、それは無意味というかのように、
瑠璃
炭治郎の陽光灼けが止まった
瑠璃
わたしは炭治郎に投げ飛ばされる
瑠璃
伊之助
瑠璃
伊之助
伊之助
伊之助
ついに、炭治郎と伊之助の一騎打ちになる
こんなの、あんまりだ
瑠璃
瑠璃
瑠璃
再生速度が遅くなっている
やっぱり、これだけ疲労が溜まると、遅くなるんだ…
善逸
瑠璃
視界がぐらぐらしながらも、善逸の叫び声で前をみる
そこには…
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
瑠璃
わたしは、禰󠄀豆子ちゃんを助けようと刀を構える
瑠璃
でも、回復が済んでいない体ではキツかった
肋だけでなく、脳震盪も起こしているのかもしれない
ふらつく体に薄れゆく視界…
わたしは歯を食いしばって、なんとか意識を保つことで精一杯だ
瑠璃
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
必死に呼びかける禰󠄀豆子ちゃんを
声も届かず引っ掻く炭治郎
瑠璃
瑠璃
わたしは走った
止血なんてあとですればいい
瑠璃
瑠璃
炭治郎
瑠璃
瑠璃
わたしは思わず炭治郎を殴った
でも、当然のごとく炭治郎には聞かず、
むしろ怒りを起こしてしまったかもしれない
善逸
善逸
善逸
善逸
善逸も炭治郎にしがみつき、説得をしようと試みる
瑠璃
善逸
善逸
炭治郎
伊之助
伊之助
伊之助
伊之助
伊之助
伊之助
伊之助が炭治郎をポカポカ殴る
そして、無常にも…
ドンッ!!
瑠璃
瑠璃
瑠璃
瑠璃
瑠璃
水の呼吸 肆ノ型 打ち潮
瑠璃
瑠璃
瑠璃
10秒、待ってください
瑠璃
・ ・ ・ 10秒後
瑠璃
瑠璃
空の呼吸 伍ノ天 強風劣化
瑠璃
瑠璃
瑠璃
その時、住宅街から出てきた少女がいた
黒い髪、見覚えのある紫の蝶の髪飾り
瑠璃
でも、少し様子が違った
瑠璃
瑠璃
瑠璃
わたしはカナヲのところまで走った
カナヲ
瑠璃
カナヲ
瑠璃
カナヲ
瑠璃
カナヲ
空の呼吸 肆ノ天 霧隠身
作戦はこうだ
わたしが派手に舞をすることで、カナヲを霧隠身で見えなくさせ、
そのまま炭治郎に人間に戻る薬を注入する
瑠璃
ガツン!
瑠璃
わたしは、炭治郎の触覚が頭に直撃して倒れた
ドシッ
カナヲ
カナヲ
瑠璃
カナヲ
わたしは、成功の安堵からなのか、
今までの疲労からなのか、
そのまま眠るように体の力を抜いた
瑠璃
禰󠄀豆子
禰󠄀豆子
カナヲ
瑠璃
瑠璃
カナヲ
禰󠄀豆子
瑠璃
あぁ
ようやく終わったんだね
日の光が、そう語りかけているような気がした
第二十三話 夜が明けて END