「大丈夫。」
俺はこの一言に、何回も救われた。
俺は 恩返し…出来てるのかな?
ジェ𐤔
なな💜
なな💜さんは、同じグループのリーダーで
俺の相方で…そして
俺が密かに想いを寄せている人。
ジェ𐤔
なな💜
ジェ𐤔
なな💜
なな💜
ジェ𐤔
「かまそ」は、この人の口癖である。
1度ドッキリしたら、逆に俺が慌てちゃって
もうこの人にはドッキリせんって誓った事もあった。笑
ジェ𐤔
ーグループに入る前ー
なな💜
なな💜
なな💜さんは、俺を何度もグループに誘う。
ジェ𐤔
でも俺は、その度に何度も断る。
自分に自信がないからだ。
なな💜
ジェ𐤔
なな💜
ジェ𐤔
「来ないで下さい」そうも言えない。
だって俺は、既に入りたい。と思っていたから
ジェ𐤔
なな💜さんが遠くなると、俺は大きな溜め息を付いた。
俺は、こんなに小さいヤツで。
なな💜さんみたいな人気な人のトコに入ったら、
悪目立ちしてしまう。困らせてしまう。
ジェ𐤔
自分の気持ちを握り潰しては、そう納得させる。
ー次の日ー
なな💜
ジェ𐤔
今日こそは、言わないと。
「俺は入らないから 来ないで下さい」…って
なな💜
ジェ𐤔
なな💜
やめて、そんな笑顔見せられたら…俺はどうしたらいいか分からなくなるから。
なな💜さんが優しく微笑む。何処か、他の人とは違うんだ…
ジェ𐤔
なな💜
不思議そうに小首を傾げ、俺に聞く
どんな答えが正しいかとか、知ってたらこんな辛くねぇっつーの
ジェ𐤔
俺は、俯いたまま答える。
そんな俺の頬を優しく持ち上げ、目を合わせる
なな💜
…なな💜さん。俺は、ダメなやつなんだよ……
貴方が思ってるより、何倍も。何十倍も。
ジェ𐤔
ジェ𐤔
やっと言えたのに、涙が目に溜まる。
あ、やば。見られる…
俺は急いで俯いた。すると、なな💜さんが口を開いた。
なな💜
なな💜
何も言えない俺に、そのまま話し続ける
なな💜
なな💜
なな💜
ジェ𐤔
少し震えた声で、小さく頷く。
なな💜
なな💜
なな💜
なな💜
なな💜
ジェ𐤔
上手く笑えない。
上手く言葉にできない。
なな💜
ジェ𐤔
「ジェ𐤔くんは、何がしたい?何になりたい?」
ジェ𐤔
俺は、ギュッと拳を握り
ジェ𐤔
ジェ𐤔
なな💜
世界が、パッと明るくなった気がした。
なんだか、救われた気分になった。
なな💜
ジェ𐤔
なな💜
ジェ𐤔
なな💜
ジェ𐤔
バッと顔をあげれば、なな💜さんは
どこか悲しそうな微笑みで俺を見ていた。
…俺は、ずっとこんな顔をさせていたのか?
俺が、この人の笑顔を崩したのか?
ジェ𐤔
なな💜
ジェ𐤔
ジェ𐤔
ジェ𐤔
なな💜
なな💜さんは、小さく笑ってこう言った。
なな💜
なな💜
なな💜
ジェ𐤔
なな💜
なな💜
なな💜さんは、俺にスッと手を出した
俺なんかが認められること、それが嬉しかった。
ジェ𐤔
俺は、出された手を取って にひっと笑った。
「嬉しかったなぁ、誘ってもらった時」
そんなことを呟くと、1人でニヤけて。
誘ってもらえて良かった、今では本当に心からそう思う。
俺は、背中を向け少し奥へ行った なな💜さんの腕を掴み
こう言った。
ジェ𐤔
なな💜
息を思いっ切り 吸って、吐いて
「 ありがとう、大好きです!!!! 」
コメント
2件
まってぇ泣いた𐤔𐤔𐤔
良いお話でした! ドッキリ見ました!