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すず
6月 東京
太陽が地面をジリジリと照りつけている中、私は真希さんとパンダさんの特訓を眺めている
腕の中には呪骸を抱いてね
虎杖
すず
私と同じ1年生、虎杖くん。いつも明るくて人懐っこくてめちゃイイヤツ
彼は私の隣に座りながら会話を続けた
虎杖
そう言いながら彼は髪をかき上げ、額の汗を首にかけているタオルで拭う。妙にその仕草が色っぽくて、見入ってしまう
すず
虎杖
やばい、見すぎてた。目が会った瞬間慌てて目を逸らし、ぶんぶんと首を横に振る
すず
虎杖
彼は二カーっと笑って私の方を見る。やめて、そんな顔で見ないで。今にも顔が破裂しそうになりながら私は言葉を続けた
すず
思わず呪骸を抱く手に力が入り、呪骸が少し呻くがそんなことは今耳に入らない
真希
呪具で軽く地面をつつきながらぶっきらぼうに言う真希さん。その声にビクゥッと反応する虎杖くん
虎杖
すず
私がそう言うと、虎杖くんは大きく手を振って真希さんの元へ走って行ってしまった。
すず
会えるかな…明日も…いや、明後日も、来週も…。そんな事を考えながら思い出したように「あっ、ごめんね」と言いながら、呪骸を抱く腕の力を緩めた