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凛蘭🎲🍣🥂
コメント
1件
⚠ATTENTION⚠
・ロシアメ ・BL ・暗め ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
――間違えた。
たった、それだけだった。
本当に些細な手順の違い。 今まで何度もこなしてきたことの、ほんの少しのズレ。
それだけで、空気はあからさまに変わった。
モブ1
低い声が刺さる。
モブ1
笑いも、冗談もない。ただの失望だった。
ああ、と思う。
――終わったな。
今まで積み上げてきたものが、ひび割れる音がした気がした。
モブ2
モブ1
違う、と思う。 緩んでなんかいない。むしろ、ずっと張り詰めてた。
でも、言えなかった。
言ったところで、意味がないのは分かっていたから。
代わりに、いつも通りの顔を作る。
アメリカ
モブ1
遮られる。
その一言は、妙に軽かった。
モブ1
その瞬間、何かが静かに切れた。
気づけば、人のいない場所にいた。
どうやってここまで来たのか、よく覚えていない。
足が勝手に動いていたみたいだった。
壁にもたれかかって、ゆっくりと息を吐く。
アメリカ
変な声が出た。 笑ったつもりだったのに、喉がうまく動かない。
アメリカ
ぽつりと零れる。
アメリカ
誰もいないのに、言い訳みたいな言葉が出る。
ちゃんとやった。 求められたことは全部。 期待されたことも、出来る限り。
嫌われたくなかったから。
必要とされていたかったから。
アメリカ
手が震える。 視界が少しだけ滲む。
でも、それ以上は何も出てこない。
泣くほどの資格もない気がした。
だって、結局――
アメリカ
自分で言って、少し笑った。
その通りだと思った。
?
背後から声。 振り返らなくても分かる。
アメリカ
名前を呼ぶと、足音が一つ近づいた。
ロシア
感情のない声だった。
責めるでも、慰めるでもない。 ただ事実を言っているだけの声音。
アメリカ
ロシア
あっさりと返される。
隠す気もないらしい。
少しだけ、腹が立った。
アメリカ
ロシア
即答だった。
否定できなかった。
アメリカ
力なく笑う。
アメリカ
そう言うと、ロシアは少しだけ目を細めた。
ロシア
短い問い。 答えは、すぐには出なかった。
アメリカ
正直に言う。
自分でも分からなかった。
誰のために頑張っていたのか。 何のために、ここまでしていたのか。
ただ――
アメリカ
ぽつりと零れる。
それが一番しっくりきた。
ロシアは、少しだけ間を置いてから口を開いた。
ロシア
アメリカ
ロシア
淡々とした言い方だった。
でも、その言葉はやけに深く刺さった。
ロシア
氷みたいな言葉。 でも、不思議と否定する気にはなれなかった。
アメリカ
かすれた声で聞く。
ロシアは一瞬だけ考える素振りをしてから、
ロシア
と言った。
嗚呼、と納得する。
それくらいの価値だったのかもしれない。
沈黙が落ちる。
でも、不思議と居心地は悪くなかった。
誰かが隣にいるのに、取り繕わなくていいのは初めてだった。
アメリカ
口が勝手に動く。
アメリカ
一度言葉を切る。
少しだけ、怖かった。
アメリカ
ロシアはすぐには答えなかった。
数秒の沈黙のあと、
ロシア
とだけ言った。
ロシア
突き放しているようで、でも離れてはいない声。
それが、妙に心地よかった。
アメリカ
ロシア
小さく息を吐く。 少しだけ、肩の力が抜けた気がした。
アメリカ
何気なく聞く。
ロシアは短く答えた。
ロシア
迷いのない声。 それを聞いて、胸の奥が少しだけ緩む。
アメリカ
それ以上は何も言わなかった。
言わなくても、伝わる気がした。
たぶん、こいつは離れない。
そして、自分も―― 離さない気がした。
世界がどうでもよくなる感覚。
でも、完全に一人じゃない。
その事実だけが、妙に安心できた。
歪んでいるのは分かっている。
それでもいいと思った。
アメリカ
ロシア
アメリカ
投げやりな言葉。
でも、本音だった。
ロシア
――それでいいと思った。
どうせ、外の世界はもう信用できない。
なら、せめて。
ここだけは、壊れたままでいられる場所に。
隣にいる存在だけは、失わないように。
静かに、依存が始まっていく。
…THE END
⚠リクエストは締め切りました
ロシアメでした!🇷🇺🇺🇸
では、リクエストありがとうございました!✨