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僕と君の2ヶ月半の恋  2話

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僕と君の2ヶ月半の恋 2話

1 - 僕と君の2ヶ月半の恋 2話

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2019年02月05日

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春と理玖が2人で話しているのを見ながら……

ねぇ… あれはどういうことでしょうか?笑

瑛斗

理玖のやつ…どう見ても春ちゃんに気があるよな?

流星

あるだろ?笑笑 ほかの女子との関わり方が違うのが丸わかり笑笑

やっぱり!!! 春もね、理玖くんに気があると思うんだ!! 今日の朝ね、理玖くんのことを見てたんだよ〜笑笑

瑛斗

お?理玖も春ちゃんを見てたよな?

流星

ガン見してたぞ笑笑

てか、あの二人…… 私たちの存在…忘れてない?笑笑

流星

忘れられてるな…笑 まぁ、気が済むまで話させてやるか笑

瑛斗

そうだな! 俺達もここで食べながら話そうぜ!

いつの間にか5人に増えてご飯を食べながら話していた

流星くんと春って幼なじみだったんだね~

流星

あぁ。俺と春は小さい頃から一緒だったんだ。 あいつは好奇心旺盛だからな笑笑

瑛斗

まじか!! そんな風には見えないけどな笑笑

流星

昔のアイツはな… 今はしたくても出来ないんだ……

それってどういうこと? したくてもできないって…

流星

俺から伝えていいのか分からないけど… たとえ聞いたとしても春とは仲良くしてあげてくれるか?

もちろん! 私は春と友達でいるに決まってる!

瑛斗

俺も春ちゃんと仲良くしたいと思ってるし、本当のこと知りたい…

流星

それじゃ、話す。 春は病気なんだ。

えっ………?

瑛斗

……

流星

春が病気と分かったのは、アイツが高校2年生のときだった。授業中に急に倒れた。意識もなく、危ない状態だったことは覚えている。

流星

1週間ほど目を覚まさなかった。その後、春は普通に学校に通った。一時的なものだと皆は思ったんだ。だけど…高校3年の卒業式の後に春はまた倒れた。

流星

詳しい検査をして脳に腫瘍がある事が分かった。だけど…見つけるのが遅かった…… 他のとこにも転移しているのが見つかった。

流星

正直な話、春がこの学院を卒業出来るかも分からないんだ……

まって…… それどういうこと…?

瑛斗

卒業出来るかわからないって……

流星

春は来年の3月まで生きれるか分からない状態とこの前、医者に言われたばかりなんだ。

そんな………

瑛斗

マジかよ…… んな酷い話があってたまるか…

流星

俺も最初は思った。けど、春は俺にこう言ったんだ。「残りの時間は私が後悔しないように生きたい」って。

春……(涙が出る)

残りの時間…春とたくさん思い出つくる…! 春の為にも!

瑛斗

そうだな…… 春ちゃんの為にも!

流星

ありがとう… お前らに話してよかったと思ってる。だから、これからも春の友達でいてやってくれ……

当たり前でしょ! 最初にできた友達だもん! 春とずっと友達だよ!

瑛斗

そうだよ!流星!俺らは春ちゃんとずっと友達だ!!!!

流星

ありがとう。 でも、理玖に伝えなきゃダメだよな……

そうだね… でも、今はまだ伝えないでおこう…

瑛斗

そうだな… もしかしたら春ちゃんが自分で話すかもしれないし…

流星

そうだな… その時まで待ってやるか…

3人は笑顔で話しているの春と理玖を眺めていた

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