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⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶 コメント欄でご本人様のお名前を出すのは御遠慮ください
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寒すぎるっての。仕事から帰る途中で少し愚痴を挟む。軽く電車も止まったから歩きで帰る羽目になった。凍え死ぬって
今年は数十年ぶりの大雪。らしい。まあ電車止まってるからカップル共はお泊りコースなのだろう。あかん考えるのやめよ
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真っ白な兎が茂みから出てきた。そしてこっちに寄ってくる。いやいやここ大都会やで…?野生の兎なんているん?でもかわええ…
兎
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足元で撫でてくれと言うようにこちらを見つめる兎。とんでもなくかわいい。不意に手が伸びて頭を撫でる。野生の動物だから気を付けないといけないのだが…
兎
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こんなかわいく嬉しそうにするのだ…。猫はアレルギーあるけど兎は大丈夫みたいだ。もうこんなのいくらでも撫でられる
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兎
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しゃがんでいた俺の膝に乗って俺の顔に近づく。俺そんな整った顔してへんで?と思っていると
兎
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急に兎から煙が出た!?なにかのドッキリか!?わけわからん!が、しかし…
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するとそこには白色の髪の毛に紫の瞳、そしてトレードマークになりそうなほど目立つ兎の耳が生えた人がいた。見た目からして24歳くらいの男性…?って!?
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そいいってさっきまで俺が羽織っていたコートを羽織らせる。なんだろう、裸でぶかぶかのコート羽織ってるだけなのになんだか来るものがある。直視できない
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えへへと笑う姿が撫でてあげたときの表情にそっくりでとてつもなく愛おしく思う。かわええ…
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タクシーなんて誰でも知ってるやろ…と思ったがさっきまで兎だったし…何者なんだ?と思ったがタクシーがきたのでそのまま家まで向かった
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ほんまにその顔可愛いんやけど…反則っ!!//
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一気にコップを傾けたため案の定やけどをしている。当たり前やん…けど…
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うるうるして耳垂れてるのかわええっ…//口元にココアの色着いてるっ…かわいいっ…//ってそんなこと考えてる場合ちゃう!と意識を戻す
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は?
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わけわからん…獣神?神?そんな不確かな話信じられるわけがない。俺はからかわれているのか?なんて考えているとお風呂からお風呂が沸いたと聞こえた
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俺の羽織っている俺のコートの袖を強く掴んでこちらを涙目で見ている。耳の垂れていてさっきまでの活気が全く見えない
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最初は怖がっていたもののシャワーを優しく当てたり湯舟に俺が先に入ったりして少しずつ慣らしていく。今では俺の上に乗って湯舟に入っていて一安心だ
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ご機嫌そうに耳がぴょこぴょこ動いている。かわええ~…さっきまではあんなに垂れてたのに…
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耳を少し触っただけなのにとんでもなく可愛い声を出す。するとゆっくりこっちを振り向く。その顔は真っ赤に染まっていて、恥ずかしそうなのが余計かわいい
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なんかワードが…あ~あかんあかん…//また俺の息子大きくなってる…//やっぱ一緒にお風呂入るなら服着ておけばよかったな
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そう言って水をかける。ビクッとは反応していたが目には入っていないらしい。そのまま顔も一緒に洗う。ただ目をつむっている力がとんでもなく強くてそんな姿も可愛いなと思う
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少しうとうとしている。それなら体も早めに洗おう。体に視線を向けるとそこにはちゃんと彼の息子がついていて「やっぱり男の人なんやな」と気づく
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体を洗い進めていると彼の息子のあたりに。少し洗ってみると声が出たので獣神だとしてもちゃんと感じるしそこは人間と一緒なんだなと思う
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耳触るなと言われたが流石洗わないのは不清潔だと思ったので洗ってみたがこれは色々来る。俺の息子も臨戦状態だ。思っていたより声が出る。必死で心を無にして洗う
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全てやることを終わらせてやっと布団に座る。幸せそうに眠る自称獣神。ほんまにさっきのせいでなかなか収まらんし…
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ドライヤーしているころにはもう寝てしまっていた。きっと相当疲れていたのだろう。もし本当に獣神だとしたら、きっとなにかしら体の負担があったのだろう。知らんけど
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可愛い寝顔にそっとキスをして俺も眠りについた
次の日 仕事から帰宅
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今日の朝、また仕事があったが休むわけにいかないし、でもこんなにすやすや寝ている可愛いのを起こすなんて考えは全くなかったためとりあえず置手紙と朝ごはんとお昼ご飯を作って置いていたのだが…
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そんな生活を俺たちは続けていた
数年後
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あれから数年、すっかり敬語も外れ、同居、いや同棲するようになった。お互いがお互いのことを好きになってしまい、無事お付き合いも出来た
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同棲して、数年経って、お互いのことはある程度分かるようになった。外に出かける時は耳をしまうことが出来ることや、うさぎが好きなこと、そして何より俺の声と香りが何より好きだということ。可愛いかよ
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そう言って俺の前から立ち去って行った。最近、明日の大雪を怖がるようになった。いつもこうやって避ける。出会ったときの話も同じような形で避けられる。きっと話したくないことなのだろうと思うが…
次の日の夜
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しかしそこには初兎はいなかった。しかしテーブルの上に丁寧にたたまれてた手紙。嫌な予感がして震える手で手紙を取る
まろちゃんへ こんな形になってごめんなさい。でも僕は臆病だから、この方法じゃないと無理だと思ってしまいました。まず今までありがとう。本当はまろちゃんと居たかった。ずっとずっと一緒が良かった。でも、今日で僕は元の世界に帰ります。今まで本当にありがとう。体壊さないでね。大好きです 初兎
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ぼろぼろと涙がこぼれる。手紙が、初兎の字が涙で滲んでいく
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次の日
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数日後
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狼
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狼
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正直俺はりうらさんのことは知らんけど、なんで出て行ったのか、それが初兎にも関係あるはず。どうやって吐かせようか…と思ったがそんな心配不要だったらしい
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いつの間にか人間の姿(耳は生えているが)に戻ってしまっていてないこにすがりながら子供の様に泣いていた。見た目は…20歳くらいか?ってほんまや髪の毛赤い
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予想外の展開にないこもさすがに困惑している。ほんま子供みたいに泣くんやな…おいないこちょっと口元緩んでるぞ…と思ったころには遅くて
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神になるか死ぬかどっちかってことか…なんて苦しい世界なのだろう…
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りうらが俯く。その顔には思い出したくない記憶がきっと沢山あるのだろう。けれど、初兎のことを聞きたい
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兎
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後ろを振り向こうとした時肩に何かが乗ってきた。と思ったらあの時の真っ白なうさぎ。間違えるわけない
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すると元の姿に戻って目の前に現れる。服装も変わっていて、巫女のような服装になっている。改めて獣神なのだと実感する
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あー泣いてる顔も可愛い。愛おしくて仕方ない。けれどこの気持ちだけでは…ダメなのだ…
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鳥居の上に水色の人が座っている。いや、あれは獣神だ。耳が生えている。きっと狐だろう。水色の瞳に水色の髪。それに全く気配がなかったしさっきまでいなかったはずだ
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照れてる初兎かわいいっ…と思った時隣を見るとないこも同じように思っているのがなんだかにやにやしている。俺もこんな顔してるのか…なんか嫌だな…
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さっきまで鳥居のところにいたのにいつの間にか今度は俺らの間にいる。なるほど…本当に獣神なのか…
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意外と毒吐くな…と思ったがそれは確かに。現実を見ればそういうことだ。気持ちだけでは何も出来ない
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なんのデジャヴ!?さっきまでこの人もいなかったよな!?どっから現れたん!?
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ええええええええ!?!?
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とんでもなくデレデレしている狐。耳がだいぶ垂れ下がって撫でてもらっているのを全力で堪能している。むしろここまでデレデレになるってすごいな…
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確かに、もちろん捨てる気なんてないが、もし、なにかの手違いで別れることもあるかもしれない。その時俺たちはまた仕事したりする未来があるけれど…また神に戻れるわけじゃないってことは辛い人生が待っていると思うと、安易には…
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ない!
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そのまま力を吸い取られ、獣耳はなくなった。服も普通のTシャツにズボンとそこらへんにいそうな普通の人間らしくなった
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ピョコッ
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そうして俺たちが目を開いたときにはもう家の中だった
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