桃青、黄赤、黄青です! 地雷、腐が苦手な人、純粋さんバイバイ 字が間違ってても脳内変換してね♡ 通報ダメ絶対( ^∀^)
桃
少し間を置き、話し出す桃野君。
桃
桃
その瞬間、僕の肩がビクッと上がる。
バレてたのか……
ていうか、バレない方がおかしいか。
きっと今、目はパンパンだろうし。
でも僕はここで『はい。泣いてました』なんていうつもりは 毛頭ない。
青
震えそうになる声を必死で抑え、下を向く。
すると桃野君はこちらに近づき、
僕の顎を綺麗な手で持ち上げた。
ギシッとベッドがきしむ音があたりに響く。
自然と重なりあう視線。
吸い込まれそうなほど綺麗な藍色の瞳。
桃
そんな顔……?
僕……今どんな顔してるの?
考えてみても、 鏡がない限り自分の顔なんて見れないわけで。
視線だけでも桃野君から外したくて、 キョロキョロと天井や布団を見る。
桃
そんなことを聞いてくるから、 驚いてまた桃野君に視線を戻してしまった。
青
ふて腐れたように言う僕。
……なんてかわいい気がない。
でも桃野君には関係ないこと。
そう、関係ない。
桃
桃
やっと僕の顎から手を離してくれた桃野君。
話のわかる人でよかった。
桃野君はベッドから降りて、 仕切りカーテンを開けたまま保健室の出入口の方に歩いていく。
そして扉を開け、 出ていこうとしたとき。
桃
そう言い残して去って行った。
屋上に来いって……
あの人、屋上がどんなところかわかってる言ってる?
行ったことないけど、 柄の悪い人たちがたくさん集まってるって聞いた。
噂では、 屋上に行った男子生徒がボコボコにされたって。
そんな怖いとこに行けるはずないじゃん。
しかも僕はもうあの人と関わらないんだし。
青
誰もいない保健室に僕のため息だけがこだまする。
そのとき再び扉が開いた。
ゆっくりと、ゆっくりと。
もしかして保健室の先生が帰って来たのかな?
そう思い、急いで布団に潜り込む。
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ふぁ、かみぃ