わかゔぁは気を失ってるいたが
しばらくして目を覚ました。
わかゔぁ
何か
凄いフラフラ
するな。
正直これ歩くので精一杯だな。
俺がしっかりしなくちゃ
行けないのに。
どうしよう。
とりあえず女子の部屋に行ってみよう。

わかゔぁは壁に手をつきながら
何とか歩いていた。
しかしバランスを崩して
倒れそうになってしまった。
そこにアマリザが来てわかゔぁの
事を支えた。
アマリザ
間に合って良かった。

わかゔぁ
アマリーありがとう。
でもなんでここに?

アマリザ
まぁ良いから
とりあえず
肩乗れよ。

わかゔぁ
大丈夫だよ。

アマリザ
さっきから見てたけど
全然大丈夫じゃないだろ。
早く行かないとだし。

わかゔぁ
そうだね。
じゃあお願いしようかな。

アマリザ
任せとけ。

アマリザ
じゃあ上行こっか。

わかゔぁ
待って女子は?

アマリザ
大丈夫もう上に
居るからさ。

わかゔぁ
良かった。

アマリザ
だから心配要らないって
言っただろ。

わかゔぁ
確かに。
所でアマリーは
何でここに?

アマリザ
救命胴衣渡した
カップル居るだろ。
その人達がおまえの事
探してて俺らに声かけて
くれたんだよ。
特徴聞いたらお前
そっくりだったから。
写真見せたら間違い
無いって言うから。
場所聞いてここまで来た。

わかゔぁ
そっか。
あのカップル
助かったんだ。
良かった。

アマリザ
全く。
わかゔぁって他人にまで
優しいんだな。

わかゔぁ
困ってる人ほっとけなくて。

アマリザ
お前らしいな。
頭ぶつけたのか?

わかゔぁ
うん。
ドアノブにね。

アマリザ
大丈夫か?

わかゔぁ
うん。
痛いけど。
平気かな。

そんな話をしながら二人は
デッキに向って歩いた。
しばらくするとわかゔぁは
アマリザの声掛けに答え
なくなってしまった。
アマリザ
わかゔぁ。
大丈夫か?

アマリザ
返事しろよ。
わかゔぁ。

アマリザ
とりあえず急がなきゃ。
