/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
葵
ねー、涼。
涼
おー？
葵
うちらさ、幼稚園からずっといっしょだったのにさ、
涼
あー、高校のこと？
葵
なんで先に言うの！！
涼
だってさ、この前もその話してたじゃん
葵
でもさー、やっぱり寂しくない？
涼
なにが？
葵
なにが？って、
葵
高校離れちゃうじゃん
涼
まー、家近いし、い、いつでも会えるんじゃね？w
葵
でも、やだーー！
葵
ずっと一緒にいた幼馴染だよ！？
葵
それなのにさ…
涼
…お前まだ俺のこと幼馴染ってしか思ってねーのかよ
葵
は？どゆこと？
涼
やー、だから、
葵
？
涼
葵はさ、好きな人いないの？
葵
は！？何急に！
葵
…いるかもよー？
涼
だれ
葵
え、
葵
んー、高校別な人かなー？
涼
ふーん
涼
じゃ、高校別々になる前に、これだけ聞いて
葵
うん
涼
俺の、好きな人は、
涼
俺と高校が別で、うるさくて、
涼
今おんなじ学校で、
涼
相手は、俺のこと幼馴染って思ってる人…
葵
え
葵
うそ…
葵
わ、私のね、好きな人もね
葵
幼馴染だったの…
葵
でも！
葵
今は、両想いかも知んない人…
涼
！！
涼
高校離れても、一緒だからな！！
最後までご覧いただきありがとうございました！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
