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前回もぐっとが1000超えて嬉しい限りです✧*
今回はあげは目線です
それではどうぞ
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池上仁に出会って数週間
なぜか池上仁は、毎日迎えに来ては、金龍の溜まり場へと私を連れて行く
学校でも屋上でも、必要以上に絡んでくる
でもなんか嫌いじゃない。むしろこういうのにだんだん慣れてきた
少しずつだけど、池上仁に心を開けている気がした
凛という友達…、歩、皐月‥金龍の仲間
最初はくだらないって思っていたけど、今じゃ楽しいとさえ思える。
池上仁は、太陽みたいな奴だ
そして今日も…
〜放課後〜
池上 仁
あげは
素直になれない私は、わざとらしくため息をつく
池上 仁
ニカッと笑顔を見せる池上仁
あげは
いつものように溜まり場へと向かう
池上仁のバイクの後ろも悪くない。ミラーに映る池上仁と目が合い、慌ててそらす
あげは
池上 仁
あげは
溜まり場へ着くと、歩と皐月がすでにいた
皐月
歩
あげは
池上 仁
池上 仁
あげは
あげは
池上 仁
池上 仁
あげは
皐月
皐月
池上 仁
池上 仁
強制…。全く強引な奴だな…
あげは
池上 仁
歩
皐月
池上 仁
池上 仁
あげは
池上 仁
池上 仁
池上 仁
あげは
歩
歩
池上 仁
池上 仁
あげは
池上 仁
池上 仁
ブラックスパイダー。県内では金龍に次ぐ、ナンバー2と言われる族
ま、金龍のほうが俄然強いらしいけど
池上 仁
皐月
皐月
池上 仁
皐月
皐月
皐月はそう言うと、私の後ろに隠れるようにしてくっついてきた
あげは
あげは
翌日
あげは
あげは
支度をしながら、ふっと笑みを漏らした
由衣
あげは
由衣
あげは
あげは
由衣
由衣さんは、夜遊びとか、あんまり厳しく言わない
ただ、喧嘩は無茶すると、またに怒られるけど
短パンにパーカー。適当に化粧して、ラフな格好で家を出た
一応、『気合い』という意味で、普段あまりしない化粧をした
溜まり場へ着くと、倉庫の外までにバイクが並んでいて、沢山の人がいた
あげは
あげは
金龍の人達
あげは
倉庫に入ると、紫の特攻服‥背中に金色の龍の刺繍の特攻服の池上仁、歩、皐月がソファに座っていた
池上 仁
皐月
あげは
あげは
池上 仁
ポンポンと頭を撫でる池上仁
カァ〜ッと顔が赤くなる
あげは
池上 仁
池上 仁
さすが、金龍さん
池上 仁
ズラリと整列する皆
その前に、池上仁、歩、皐月のトップ3が立つ
池上 仁
金龍の人達
私と始めて会う奴らが、歓声を上げる
あげは
池上 仁
池上仁が口を開けば、ざわざわしていた場が一気に静まる
池上 仁
金龍の人達
池上 仁
池上仁がそう言うと、全員がバイクにまたがる
そして池上仁は学校に乗ってくるいつものバイクではなく、派手に改造されたあのバイクに、私をひょいと乗せる
先頭に池上仁。次に歩、皐月。その後ろに並ぶ400人。
あげは
池上仁がエンジンをかけると、一斉に400人のエンジンがかかる
金龍。県内トップの族を先頭で仕切るその姿は、正直かっこいいと思った
しばらくしたところで、前方から何かが容赦ない光を浴びせてきた
池上仁が止まると、その左右を固めるように歩、皐月も前に出てきて止まった
前方にはバイク集団の先頭、黒の特攻服、完全に鉢合わせだ
スパイダー総長
スパイダー総長
先に口を開いたのは相手側。ナンバー2のブラックスパイダーの総長だ
池上 仁
池上 仁
今までにない怖い顔に、ハスキーで低い声。完全にスイッチが入った池上仁
だけど、私を怖がらせないためになのか、私の手を握ってくる
スパイダー総長
池上 仁
他の奴らは、池上仁の指示があるまで絶対動かない
相手の視線が私とぶつかる
スパイダー総長
スパイダー総長
そう言って、ニヤニヤと笑う
あげは
池上 仁
池上 仁
スパイダー総長
スパイダー総長
相手の総長がそう言うと、スパイダーの奴らがバイクを降り、ザーッと襲ってきた
池上仁が手を挙げると、金龍側もバイクを降り、一斉に動く
もちろん、歩、皐月も
あげは
池上 仁
あげは
ふっと笑い、私も動いた
金龍の仲間として…
バキッ!ボカッ!
私は次々に敵をかわし、殴り飛ばす
皐月
あげは
こんなところでまさか喧嘩してしまうなんて、と笑ってしまう
池上仁は、スパイダーの総長とやり合っていた
軽やかな手つきで、そいつとは比べ物にならないくらいの強さだった
そして…
池上 仁
スパイダー総長
池上仁の前で倒れるスパイダー総長。池上仁は、それを笑顔で見下ろす
池上 仁
池上 仁
あげは
池上 仁
そして、池上仁と笑い合った
始めてこんなに笑った
池上 仁
耳元でわざと池上仁が甘い声で囁くから、私の体がカァーッと熱くなる
だから一度、池上仁はの頭をバコッと叩いて後ろまたがる
池上 仁
あげは
そう言って再び笑い合う、池上仁と私
そして私達は溜まり場へ戻った
溜まり場へつき、私は歩と皐月ソファへ座った
金龍の人達
あげは
あげは
金龍の人達
金龍の人達
金龍の人達
あげは
あげは
金龍の人達
金龍の人達
金龍の人達
皐月
その様子を見てニヤニヤしながら言う皐月
あげは
金龍の人達
金龍の人達
どこからか、そう言う声が聞こえた
あげは
歩
そう言って、笑顔を向けてくる歩
池上 仁
池上 仁
池上 仁
どでかい声で言いながら、ソファの方にやってくる池上仁
皐月
あげは
池上 仁
あげは
池上 仁
池上 仁
池上 仁
私の、居場所?私が笑えるこの場所が…
池上仁のほうを見ると、奴がニカッと笑う。その眩しい笑顔が妙に心にしみた
なんでだろう…やっぱりあんたすごいよ
強くならなきゃダメなのに、あんたの前じゃ弱くなる、私の心に少し光がさした。
そして、涙が溢れそうになった
そんな私の頭を優しくなでてくれる池上仁。
あげは
池上 仁
あげは
池上 仁
あげは
私、やっぱりこの場所が好きだ
私が笑えるこの場所が
それからいろいろ話をして、他の奴らも解散した
あげは
池上 仁
あげは
私は気まずい気持ちで、ピンクのラメラメ‥の原付きを指す
池上 仁
歩
皐月
3人が口を揃えて言った
池上 仁
池上 仁
あげは
あげは
私は笑いながら、溜まり場をあとにした
続く
ここからは番外編です
池上仁の目線から、まぁ独り言ですw
それではどうぞ
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池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
池上 仁
最後までご静聴ありがとうございました!
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