TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

狼の子とのヤキモチ 6話

一覧ページ

「狼の子とのヤキモチ 6話」のメインビジュアル

狼の子とのヤキモチ 6話

1 - 狼の子とのヤキモチ 6話

♥

500

2018年08月20日

シェアするシェアする
報告する

これは、クロと凛花が デートをした時に起こった事件 二人が夕飯時になったので とある料亭に行ったときの事

クロ

すごい立派な建物ですね

クロ

お料理の値段もすごく高い・・

凛花

安心して、お父様から楽しんでこいってことで使いきれないほどのお小遣い貰ってるから

クロ

そ、それなら良かったのですが・・

クロ

・・でも俺、こういった所普段来た事ないので作法とかよく分からないのですが・・

凛花

私も正直言ってあまり詳しくないわ

凛花

まぁ今回はコース料理にするからそれらを残さず食べればそれで良いんじゃないかしら?

クロ

なるほど!それは楽しみですね!

クロ

初めてなのでワクワクします!

凛花

ウフフ、それじゃ懐石料理を二人で楽しんじゃいましょう!

ー食事終了ー

凛花

はあ!美味しかった!

クロ

ええ、ほんとに絶品でした!

凛花

私もこんなに美味い懐石料理を食べることは年に数回ね

凛花

ここ最近はハクの手料理ばかりだったし

クロ

!!?

クロ

へ、へぇ・・ハクの手料理・・ですか・・

凛花

え、うん・・

凛花

(ハクの料理のことを話題にだした瞬間なぜかクロからどす黒いオーラが・・)

クロ

ハ、ハクにはどんな料理を作ってもらってるんですか・・?

凛花

え、う、うーん・・

凛花

フランス料理とか中華料理とか・・?

クロ

へぇ・・随分と豪華な料理を作ってもらっているのですね(怒)

凛花

(な、なんかどす黒いオーラが強くなってる・・)

クロ

(い、いけない・・折角のお嬢様とのデートなのに・・)

クロ

(でもワガママなのは分かってるけどハクの手料理を食べていると思うと胸のモヤモヤが一向に取れない・・)

凛花

・・・

クロ

・・・

凛花

え、えっと私お手洗い行ってくるね💦

クロ

え、あ、はい!

ー凛花お手洗いへ・・ー

クロ

はぁ・・お嬢様もこの雰囲気に耐えれなくて出ていっちゃったのかな・・?

クロ

あーもう俺のアホ!一緒に暮らしているのだから手料理の一つぐらい食べていて当然じゃないか!

クロ

はぁ・・こんなことで妬くなんて・・やっぱり俺お嬢様の恋人に向いてないんじゃないかな・・

女将

あの、すいませんお客様

クロ

あ、はい!なんでしょうか?

女将

実は先程のコース料理にて出し忘れた料理がありましてそれをお持ちしました

女将

申し訳ないのですが今お出ししてもよろしいでしょうか?

クロ

あ、はい!全然大丈夫ですよ!

女将

ありがとうございます、それではこちらどうぞ・・

女将

ではごゆっくり・・

クロ

うーん酒漬けか・・

クロ

俺酒かすの料理はあまり好きじゃないんだが・・

クロ

でも折角だされたのだから一つだけ・・

クロ

パクッ!

クロ

ん!美味しい!これなら全部食べれそう!

ー5分後ー

凛花

た、ただいま!

クロ

・・・

凛花

(やっぱりまだ不機嫌なままか・・でも私もトイレでこの状況の打開策を考えてきたのよ!)

凛花

ア、アハハここの料亭広かったからトイレ迷っちゃたわ💦

クロ

・・・

凛花

そ、それでさ絶好の夜景スポットがあるんだけど一緒に行かない?

クロ

・・・

クロ

どうでも・・いいれす・・

凛花

はい?

クロ

夜景なんて・・どうれもいいれす

凛花

え、あ、はいごめんなさい!

クロ

全く、そうやってお嬢様は・・ヒックいつも話しをはぎゅらかして・・ヒック

凛花

(ん?クロのろれつがなんか回ってない?)

凛花

(それに顔も赤いし・・)

クロ

お嬢様は俺のはにゃしを聞いてるんれすか⁉

凛花

え、あ、うん聞いてるわよ💦

クロ

ほんとにもう・・ヒック俺が真剣にはにゃしているにょに・・ヒックお嬢様はいつもそうやって・・ヒック

クロ

これじゃダメれす!お嬢様もこれを食べれくらはい!

凛花

(はぁこれは完全に酔っぱらてるわね・・)

クロ

ほんとに・・いつも俺の前でそうやって他の男の話しをして・・

クロ

なんれすか?嫌がらせれすか?ヒック俺が困っているのを見て楽しいんれすか?

凛花

いやそんなつもりは毛頭ないのですが・・

凛花

(でもなんでこんなに酔っぱらてるのかしら?)

凛花

ん?この小鉢は?

凛花

クンクン・・なるほどお酒の匂いがするこれを食べたのね

凛花

全く人間と狼じゃぁアルコールで酔う量がまるで違うのに・・

クロ

あにょ・・しょれでお嬢様・・

クロ

俺はお嬢様の恋人でいてもよろしいのでしょうか?

凛花

はい?

クロ

お嬢様は学校では隠れファンクラブができるほどモテているじゃにゃいですか・・

クロ

それでいて月影邸にもたくさんの格好いい使用人や狼の獣人がいるじゃにゃいですか・・

クロ

そう考えるといつかお嬢様が俺から離れていってしまうのでは・・と思って・・

凛花

はぁ全くそんなことを心配してたの?

クロ

そんなことってなんれすか!俺にとってはとても大事な・・

凛花

クロ、私はね貴方の隣にいるだけでとても幸せなの

凛花

私がクロから離れるなんてあり得ないわ❤

クロ

~っ///

クロ

お嬢様はじゅるいでしゅ・・

クロ

そんな事言われたらもっと好きになっちゃうじゃないですか・・

凛花

ウフフ、ありがとう❤

クロ

~っ///

この日の事件があって以降 二人はもっと仲良くなりましたとさ めでたしめでたし❤

この作品はいかがでしたか?

500

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚