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最初で最後の恋

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最初で最後の恋

5 - 最初で最後の恋愛♯4

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2018年03月11日

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あれからあやは事故にあって、病院に運ばれた。

怪我はあまりなかったけど、頭を打ったらしい。すこし、記憶も途切れ途切れで。

これからどーなるんだろ。

れん

早く、荷物もってかないと。

あやの母

ありがとうね。あの子部屋も片付けないで(笑)

れん

そーなんですか(笑)

あやの母

昔もね、れんくんと遊んだときも危なかったよね。

れん

覚えてるんですか?

あやの母

もちろん(笑)あの時すぐ、向かったられんくんが泣きじゃくって、助けてってゆってきて。

あやの母

ほんと、かわいかったよ

れん

そーなんですか。

れん

あやは忘れてたみたいだけど

あやの母

あらまぁ

れん

でも、後から思い出して、俺にいってきたんですよね。

あやの母

そっかそっか。

れん

だから、今度は助けられなくて、ほんと。ほんとに、、、

れん

あの時止めてれば、

あやの母

いーのよ、れんくんのせいじゃないよ。

れん

はい。

れん

でも、やっぱり、自分があのときいけば。。

あやの母

大丈夫よ。あの子はおっちょこちょいだから、、、

あやの母

あれだけ気をつけなさいといってたのにさ。

れん

いつもですよ

あやの母

そーだねぇ。

あやの母

さて!病院にいきますか!

あやの母

あゆちゃんも来るんだよね?お迎えは?

れん

自分で来るっていってました!

あやの母

わかった!

あやの母

じゃーいきますか!

れん

はい!

クルマの中で考えてた。

れん

ほんとにあのとき助けてたら、なんとかなったのに。俺が走ってでも。

れん

く、くそ。。

れんは泣くのをこらえて、ひたすら後悔していた。

れんは病院にいったら気持ちを伝えると決めていた。

れん

よいしょ。

あやの母

これもってって

れん

はい!

あやの母

手続きしてくるから、さきいってて!

れん

わかりました!

病室にて。

とんとん

あや

はい

れん

よ、よう。

あや

れん

ごめんな、あんとき、、お、

あや

だれ?

あやはれんのことを忘れていた。きっと頭をうったせいで後遺症がのこったのかもしれない。

れん

嘘だろ。

あや

ごめんなさい。

れん

どこまで覚えてる?

あや

えと、崖にはなを、、んーー

れん

え?それって幼稚園の時、、

あや

幼稚園?

れん

うん、昔花をとりに、、

それから色々話した。

れん

てわけだ。

あや

少し覚えてるけど、あなたのことが思い出せない。

れん

まじか。

あや

うん、ごめんなさい。

れん

そんな、ばかな。おれはおれは。

あや

れん

お前を救ってやれなかった。

れん

ごめんな。

れん

ほんとは、好きだったんだよ、お前のこと。

あや

は、はい。

れん

忘れてるかもしれないが、お俺はずっと覚えてた。

れん

あの頃からずっと。

れん

だ、だから、

目が涙で溢れていた。

れんはもう忘れたと言われて、それでも思い出させようと頑張ったがだめだった。

あゆ

やっほー!ほ?

れん

、、、

あや

どちらさま?

あゆ

うそ、

あゆ

そんな、

あゆ

まさか。

あや

ごめんなさい。みなさんのこと思い出せないんです。

あゆ

そんな、こないだ喧嘩して、謝って、たのしく、遊んで。

あゆ

そんな、、、

つらくて、二人はしばらく、だまってしまった。

その間あやは何事もなかったのように、空を見つめていた。

続く

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