太一
すみません状況を説明してもらえませんか?
花子の母
はい
太一
それじゃなんで彼女が倒れたのかを
花子の母
あれは2時間前に彼女は家に1度帰ってきたんです
太一
えっ?
花子の母
それで太一さんに連絡するとはしゃいでおりました
花子の母
そしてスマホを取ろうとした瞬間血を吐きました
太一
なっ!?
花子の母
そして腹部を押さえそのままスマホを使い太一さんにメールを送りました
太一
そんな
花子の母
でもその途端にニッコリ笑ってバッタり倒れてしまったのです
太一
あっあ・・・・・・・・・
花子の母
これがその時に救急救命士さんに見せるために撮った写真です
花子の母
花子の母
見てわかるとおり顔が真っ青になり唇が青くなっています
太一
嘘だ
花子の母
いいえ嘘では
太一
いや!!
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
太一の母
太一やめなさい!!
太一
母さん
花子の母
いいんです君枝さん
彼には全てを知る権利があるんです
彼には全てを知る権利があるんです
太一の母
でもいくら彼女の母親だからってあの態度は・・・
花子の母
いいのです
それは自分の彼女の死を受け入れられない
ちゃんとした彼氏としての気持ちです
それは自分の彼女の死を受け入れられない
ちゃんとした彼氏としての気持ちです
太一
夏菜子さん・・・
花子の母
さぁ続きを話しましょう
15分後
花子の母
これが私の知っていることの全てです
満足して頂けましたでしょうか?
満足して頂けましたでしょうか?
太一
はい







