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私は、モモに屋上に連れて行かれた
バタンッ
さくら
っ…モモ…？
モモ
…一時間目、サボっちゃおっか
さくら
え、う、うんつ
モモ
花音が、涼くんと付き合うなんてね…
さくら
うっ、うんっ……ひどいよ…花音っ……
さくら
やっぱり私のことバカにしてたのかなぁっ…
モモ
っ、そんなことっ！！
さくら
だってぇ…
さくら
私より花音の方がすっっっごい可愛いしっ…
モモ
花音は、さくらのことをバカになんてしないよ！
モモ
昨日だって相談にのってくれてたし！
さくら
で、でもっもしかしたら笑ってるかもしれないじゃんっ
モモ
さ、さくらっ…
さくら
この子泣いてるーざまぁって思ってるかもしれなっ…
モモ
さくらは花音のこと信じないの！？
さくら
えっ……
モモ
もう、花音のこと信じられないの？
さくら
だ、だって
モモ
信じられないの！？
モモ
ずっと一緒にいたのにっ！
モモ
親友のこと信じないさくらは好きじゃないっ！！
バタンッ
さくら
え…モモ？
さくら
なんでいなくなるの？
さくら
私、悪いことっ…した？
さくら
なんでっモモまでっ…
私に味方がいなくなったことが急に悲しくなった
さくら
うっ、うわぁっ………！！
さくら
うわぁーーーーーーーんっ！！！！
アキラ
うわーすごい泣き叫んでる
さくら
…え？
すぐ後ろで声がした
さくら
だ、誰っ
アキラ
暇だから来たんだけど、まさか涼にフラれた人がいるなんてね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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