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ボブヘアーの後輩
好きです！付き合ってくれませんか…？
晴也(はるや)
ごめん、オレ他に好きな子いるから
晴也(はるや)
アンタとは付き合えない
ボブヘアーの後輩
そう……ですか
ﾀｯﾀｯﾀ
美紅(みく)
(うっわー…)
美紅(みく)
(晴也のやつ、また告白されてるし)
美紅(みく)
(あの子もあんなにはっきり断られてかわいそ…)
美紅(みく)
(ん…)
美紅(みく)
(なんだか、胸がチクチクする…)
美紅(みく)
病気かな…
晴也(はるや)
おい
美紅(みく)
はいっ！？
晴也(はるや)
ったく、なーに覗き見してんだ
晴也(はるや)
早く帰るぞ
美紅(みく)
ちょ、ちょっと待って！
美紅(みく)
あの子誰？
美紅(みく)
てか、なんで断っちゃったのよ！
晴也(はるや)
いや
晴也(はるや)
別に興味なかったし
晴也(はるや)
理由はさっき言った通りだから
美紅(みく)
…
美紅(みく)
(晴也のやつ、好きな子がいるんだ…)
美紅(みく)
ね、それ誰？？
晴也(はるや)
は？
美紅(みく)
え、だから誰って
晴也(はるや)
あのなぁ
晴也(はるや)
それ、普通に教えられることじゃねえだろ
美紅(みく)
えー
美紅(みく)
教えてよ！
美紅(みく)
幼馴染特権ってことで！
晴也(はるや)
…じゃあ
晴也(はるや)
ヒントだけな
美紅(みく)
やった！
晴也(はるや)
まず、可愛くて
美紅(みく)
うんうん
晴也(はるや)
泣き虫で
美紅(みく)
マジかー
晴也(はるや)
守ってあげたくなるやつ
美紅(みく)
ほー
美紅(みく)
真理亜ちゃんとか？
晴也(はるや)
は
晴也(はるや)
なんで真理亜になるんだよ
美紅(みく)
えー
美紅(みく)
真理亜ちゃん可愛いし
美紅(みく)
リスみたいで守ってあげたくなる子だし
美紅(みく)
ねぇ？
晴也(はるや)
晴也(はるや)
はぁ…
晴也(はるや)
オレの好きな子は真理亜じゃねぇから
美紅(みく)
え？
美紅(みく)
じゃあ誰よ！
晴也(はるや)
じゃ、もいっこヒント
晴也(はるや)
今、一番近くにいる奴
美紅(みく)
美紅(みく)
え
美紅(みく)
ちょ
美紅(みく)
は？
晴也(はるや)
だから
晴也(はるや)
一番近くにいる奴
美紅(みく)
え
美紅(みく)
あの
美紅(みく)
そういう言い方は勘違いするっていうか
美紅(みく)
ちょっと
美紅(みく)
晴也(はるや)
まぁ
晴也(はるや)
オレのことが好きだって気づかせてやるまで
晴也(はるや)
たっぷり弱愛してやる
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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