TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

いわくつき

一覧ページ

「いわくつき」のメインビジュアル

いわくつき

1 - いわくつき

♥

2

2018年02月10日

シェアするシェアする
報告する

早織

ねえ、裕

ん?どうしたの?

早織

あのさ
一人暮らし始めたじゃん

うん

早織

いわくつきなのか、分からんけど夜に下から物音がするんだよ

え、お前んちって
11階だよな、 
てことは10階から??

早織

実は、そうだと思って
10階の人に言ってたんだけど、その人一人暮らししてて、
夜は誰もいないんだって

え、てことは地下でもあるのか?

早織

そうかもしれない。
大家さんに言ってくるね

おう

3分後

早織

ゆ、裕

ん?

早織

ここ、ヤバイみたい

どういうことだ?

早織

なんか、大家さんが言うには
昔ここに男の子3人と女の子2りと両親がいたらしい。

早織

それで、両親自分の子供5人全員がお腹が空いたりしただけで
泣いたりするからうざくなって、1人殺しちゃったらしい。

早織

それで、その他の4人はそれを
見てしまって、見てる最中に音が出ちゃったらしい。
それで、両親にばれて
その4人は殺さずに棒とかで殴ってたらしい。

早織

そこから、誰にも気づかれないように地下に閉じ込めたんだって
それで、ご飯も無しで飢え死にしたらしい。。

え、完全にいわくつきじゃんか
俺んち来るか?

早織

そうしたいんだけど…
今夜だし、出ていくために
荷物とかまとめないとだし
今日だけここにいるわ

いいけど…
なんかあったら俺に言えよ?

早織

うん、ありがとね

夜中の1時30分

早織

不在着信

不在着信

早織

不在着信

不在着信

早織

不在着信

不在着信

早織

不在着信

不在着信

ごめん、今起きた
どうした!?

早織

今、下から笑い声が聞こえる
どうしよう、地下に行った方がいいかな

いや、やめといたほうがいいよ!!死ぬかもしれんし…

早織

苦しんでるかもしれない、
成仏させてあげられるかも
いってくる!

お、おい!

行くな!

今調べたらそこは、有名だったらしくて、笑い声がしたときに地下に言ったら
両親が来たと思って殺される…

早織

ただいま

おい、大丈夫だったのかよ!

早織

うん、何とかね
ていうか、怖いから今から家に行ってもいいかな?

うん、こいこい!!
俺も怖くなってきた

早織

ていうか、住所どこだっけ?

え、お前、
俺んち100回以上は
来てるだろ?

早織

怖すぎて忘れちゃった

おい、お前誰だよ

早織

え?早織だよ?

早織はバカだけど
記憶力だけは良かったんだ。
しかも、俺の家は怖くても怖くても忘れたことはないし
早織は自分のこと早織って言わない

お前、誰だ?

早織

あはあはあはあはあはあは

早織

人を殺すの100回目
パパとママは怖かったの。
いつも棒で叩かれて
殴られて指の爪を剥がされて
でも、もういない

早織

だって私たちで殺しちゃったからね
あはははははははは
あなたも殺してあげる
お父さんに似てるから

俺のこと見たことないだろ!?

早織

知ってるよ
だって早織ちゃんがあなたの家に行くときについていったから

嘘だろ
俺、死ぬのか?

早織

ううん、殺さないよ

え??

早織

痛め付けてあげるね

おい、やめろよ

早織

あの女の子すごい泣いてたよ
叫んでたよ
でも最後はあなたの名前を呼んでたの
ムカついた

早織

私たちのパパとママも愛し合ってたから
でも私たちは大事にされなかった
ひどいよね

早織

ひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどいひどい

早織

さよなら

いやだああああああああ!!!

この作品はいかがでしたか?

2

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚