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あの日の出来事がきっかけとなり俺達三人はテラープロジェクトを抜けた。
要するに現在無職の三人ってわけなんだが…皆同じ目的のためにココ長野県のキャンプ場までやってきた。
その目的とは何か…
それは…えーと…真面目な話で…幽霊探しなのだ。
カナミ
アキラ
落ち行く夕日を見晴らしの良いバンガローの窓から眺めていた僕は、カナミさんに気がつかなかった。カナミさんは片手に未開封のビールを持ち僕に差し出している。
アキラ
アキラ
カナミ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
アキラ
カナミ
カナミ
…イブキはキャンプ場に着いてから風呂に入るとか言ってたような…
アキラ
カナミ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
カナミ
カナミ
アキラ
アキラ
と!いいながらも…彼女と出会ってから…ずっと俺は…
…カナミさんが…好きだ…
カナミ
アキラ
なんだ!?カナミさん酔ってるのかな…。だって…それって…
まるで…告白じゃん…!
アキラ
カナミ
アキラ
ドアが開く音
イブキ
イブキ
カナミ
アキラ
イブキ
カナミ
アキラ
イブキ
俺はこの時、生まれて初めて人を憎んだ!
むしろ!俺があの時のようにイブキを窓の外に投げてやりたいとさえ思ったのだった!!
アキラ
イブキ
アキラ
カナミ
イブキ
カナミ
イブキ
イブキ
アキラ
カナミ
イブキ
アキラ
そんなこんなんで俺達三人は、子供のように無邪気に遊んだ。
枕投げ、プロレス、トランプ…
心から笑えた。俺達の心が繋がっていくのが分かり合える。
アキラ
イブキ
アキラ
イブキ
イブキ
イブキ
アキラ
アキラ
アキラ
イブキ
カナミ
カナミ
イブキ
イブキ
アキラ
カナミ
イブキ
カナミ
アキラ
イブキ
カナミ
アキラ
カナミ
イブキ
アキラ
カナミ
カナミ
ちなつさんが言う中央とは、ここのキャンプ場の立地の事だった。
1号バンガローから8号バンガローまであり、円を描くように建てられたバンガローの中央には白いコンクリートの建物がある。そこには売店や食事処、露天風呂が入っている。
カナミ
イブキ
アキラ
イブキ
アキラ
カナミ
イブキ
イブキ
イブキ
ちなつさんと俺は、そんなイブキを部屋に残し中央センターに向かった。
アキラ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
カナミ
カナミ
俺が空を見上げると、そこには…そこには…
…空は曇っている…
アキラ
カナミ
アキラ
星一つ見えないよ…ちなつさん…
カナミ
アキラ
いや…俺の目がおかしいのかな…俺は何度か目をこすりながら、カナミさんの指差す空を見上げた。
…何を言ってるんだ?カナミさん!俺をからかっているのかな…。
雨…ふりそうじゃないか…
アキラ
カナミ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
俺達二人は風呂に入りバンガローに戻った。部屋に入ると電気は消えていてイブキのイビキが部屋に響き渡っていた。
カナミ
アキラ
アキラ
カナミ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
アキラ
アキラ
アキラ
アキラ
カナミ
アキラ
アキラ
アキラ
アキラ
カナミ
イブキ
カナミ
アキラ
イブキ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
カナミ
アキラ
そのまま、俺達は各自のベットに入り眠りについた。
そして俺は目覚める
アキラ
AM2:16
俺はスマホを確認すると溜息をついて布団を被り、また眠りにつく。
そして目覚めた。
アキラ
AM2:12
俺は再度布団に入り寝ようとしたが、疑問が突如爆発して起き上がる!
アキラ
アキラ
そんな時、突然部屋の明かりがつく!
カナミ
そこには、ちなつさんがベットから起き上がり俺を驚きの表情で見つめている!
イブキ
俺は驚いた!イブキの寝ていたベットに見知らぬ男の子が座っていてイブキの姿が無いのだ。
カナミ
イブキ
アキラ
俺は窓ガラスを見つめて理解した。
自分が…小学生の頃の姿になっていると…そしてイブキも俺を見て悟ったようだ…。
カナミ
アキラ
イブキ
カナミ
アキラ
カナミ
イブキ
イブキ
カナミ
アキラ
俺達は辺りを見回す
窓の外…天井…自分の後ろ…
アキラ
カナミ
イブキ
しかし…女の子の幽霊は姿を見せない…。そんな時、俺はアル事を思い出して叫ぶ!
アキラ
カナミ
イブキ
カナミ
イブキ
アキラ
俺達は急いでスマートフォンを手に取る。
イブキ
アキラ
カナミ
アキラ
アキラ
イブキ
カナミ
俺はスマートフォンに向けて質問に答える!
アキラ
イブキ
カナミ
皆んなの質問が終わるとスマートフォンの文章が変化していく…
私の名は沢山あるの…ある日は枯らす衝撃…ある日は江戸川乱歩…全ての作者が私の名前なの…
テラープロジェクト?そんなの知らない…気がつけば私は存在するから…何処にでもね…。
アキラ
私はね…作者が怖いと思いながら物語を作る時に生まれる幽霊…とでも言えばいいのかしら?
アキラ
いえ…恐怖心であり…真実であり希望でもあり奇跡でもある…
カナミ
カナミ
カナミ
では…なんで