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#2 堕天使サイレントNo.1

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#2 堕天使サイレントNo.1

1 - #2 堕天使サイレントNo.1

♥

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2018年02月09日

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ある大雨の日

天界から誤って転落した

なぜかそのとき

羽が動かなくて

そのまま下界へ落ちてしまった

その時、一瞬だけ

綺麗な黒い羽根が1つ

舞い落ちるのを見た気がした

気がつくと、私は、下界の大きな樹の下にいた

起き上がろうとすると腰と足首に鈍痛がした

アラン

あ、まだじっとしてて

アラン

傷口が開いちゃうよ

エリザベス

貴方がこれを??

痛みを感じたところにはガーゼや包帯が巻かれていた

どうやら、彼が治療を施してくれたらしかった

アラン

しばらくは、安静にしていてね

アラン

結構傷が深いからね

エリザベス

本当にありがとう

エリザベス

貴方が見つけてくれなかったら

エリザベス

私は死んでいたかも…

天使といえど、不死なわけではない

気をぬくと、命を落とすこともあるのだ

アラン

でもよかった

アラン

こうして君のことを見つけられて…

エリザベス

感謝しているわ

アラン

そういうことじゃないよ

アラン

綺麗な翼だ…

エリザベス

!?!?

アラン

なーんてね、

アラン

あまりにも君が綺麗で

アラン

天使みたいだと思ってさ

私は内心ホッとしていた

もし私の翼が見えたとしたら

彼は天使、または…悪魔だということになってしまう

命の恩人が天敵である悪魔だったら

既に私は殺されていただろうが……

アラン

…聞いてるかい?

エリザベス

…あ、ごめんなさい

エリザベス

ボーッとしてたわ

アラン

もー、聞いてたら

アラン

ときめいてたかもよ?

アラン

僕に♡

エリザベス

うふふ

エリザベス

なによそれぇ笑

アラン

あ、やっと笑った

アラン

君、ずっと表情固まってたんだよ?

エリザベス

あら、そうなの?

エリザベス

気づかなかったわ、ごめんなさいね

アラン

面白い人だな、君は

エリザベス

貴方こそ、なかなかよ?

アラン

ふふっ、

アラン

あ、ところでさ!

アラン

君、貴方って呼びにくくないかい?

エリザベス

そうかもしれないわね

アラン

遅れちゃったけど、お互い自己紹介しますかね!

エリザベス

ええ、そうね!

アラン

僕はアラン。これでも飲食店の店長なんだ。

アラン

えへへ、じゃない!

アラン

次、君の番だよ

エリザベス

わかったわ

ここでハッとした

流石に天使であることを言うわけにはいかない

そこで私はふと、思いついた

エリザベス

私はエリザベス。

エリザベス

街を歩いて旅をしていた途中

エリザベス

雨に降られて

エリザベス

急ぎ走ったらこの木の下で転んでしまったの

アラン

意外とおっちょこちょいなんだね笑

エリザベス

もう、アランったらー…痛っ

もしよければ…と、アランは私に、家に来ないかと提案した

多少遠慮したものの

このままでは傷が開くばかりになってしまうため

アランの家に、しばらく置いてもらうことになった…

tobecontinued.....

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