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ある日の夜のおはなし
俺はいつもと変わらない日を過ごしていた。
さゆり
通話
01:39:14
さゆり
さゆり
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
しばらくして
さゆり
さゆりは本当に電話が好きだなぁっと思いながら
さゆりに電話をかけた
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
不在着信
さゆりは電話には出なかった
まぁそのうち連絡来るだろうと思って今日の所は寝た
つぎのひの朝
さゆりからの連絡はまだ来ていなかった
いつも通りの日で、遅刻しそうな毎日
まだまだ寒いまいにち
寒い道を歩いて
頬を染めながら学校へと向かい
満員電車にゆられ
学校では、勉強と居眠りの毎日
静かな教室で腹が鳴らぬ様にと願いながら
手作り弁当をありがたく食べる日
でもこの日の休み時間はいつもとは違った
学校では、今流行っている遊びがある。
まーたしょうもない遊びなんだろうなっと思っていた
"ちゃぼあそび"
よくよく聞くと、お風呂で遊ぶことらしい
湯船に浸かり、水面に映る自分の顔を見るということ
とてもシンプルなもの
でも水面に映る自分を見た後に言葉に出したり心で思ってはいけないワードというのがあるらしい
噂では、そのワードを言葉に出したり、心で思ってしまうと
その人は消えるという話
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
つぎのひ
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆりからの連絡は来なくなった
はじめ
はじめ
しばらく経っても連絡は来なかった
ある日のこと
今日はさゆりの家に行って見ることにした
チャイムを鳴らす
チャイムの音が響く
ただ響いた
"ガチャ"
家の扉が開いた
「さゆり。元気にしてたか?連絡くらいくれよ。」
さゆりは、ぼーっと立っている
「さゆり?」
「いま忙しいの.あとで会いに行くの」
さゆりは、そう言って家の中に入っていった
さゆりの顔は真っ白で、服はパジャマのままだった
風邪でもひいてるのかなと俺は思っていた
"忙しいの。あとで会いに行くの"
その日の夜さゆりに連絡してみた
はじめ
はじめ
連絡を送り、お風呂に入る事にした
俺は、頭を洗い体を洗い、全て洗い終わった後に湯船に浸かる
"ザブーン"
俺はあふれんばかりの湯船に肩まで浸かり
お風呂上がりの冷たい飲み物はなにがいいかを考えていた
"だるまさんがころんだ"
ふと、思い出してしまった
昔聞いた話で
お風呂場で、思ってはいけない言葉
もしその言葉を思ってしまうと
後ろに現れるとか天井になにかいるとかの話だ
不意に俺は天井や後ろを見た
なにもいない
いるはずもない
よかった!と思う気持ちと、まだまだ子供だと知る俺だった
そういえば
今学校で流行っていたな
たしか...
"ちゃぼあそび"
これもただの子供が考えた遊びだろう
きっとそうに決まってる
大体、湯船に浸かって水面に映る自分の顔ってなかなか見れないよな
っと思った
やろうとしたが、上手くできず
お風呂を上がった
お風呂を上がり携帯を見るも連絡は来ていなかった
午後2じ
トイレに行きたい
寝る前に飲んだ炭酸飲料が原因のようだ
俺はトイレに向かった
<トイレ>
便器の蓋を開け用を済ませようとした
..!
水面に自分の顔が映っている!
「...はぁ?..!」
映っているのは俺だが
今現在の顔ではない
顔は腫れていて、皮と骨だけみたいだった
一瞬で顔は消えていた
寝ぼけていたのかと思った
はじめ
不在着信
不在着信1件
さゆりからだった
はじめ
はじめ
夜中なのに珍しいな
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
さゆり
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
さゆり
不在着信
はじめ
はじめ
はじめ
はじめ
さゆり
さゆり
はじめ
はじめ
ふと、となりで冷たい声がした
「だAaーれeだda..」
さゆりでさゆりではなかった
「ねぇ、しってる?」
「今流行ってるんだって」
「ある学校でこわーい事があってね」
「みんなには内緒だよ?」
"ちゃぼあそび"
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