匠
あー
匠
やっぱり公園はいいなー
知らない女
あの…
すごく背が高く、すごく気持ち悪い目をしていた。
匠
なんですか?
知らない女
札幌市14-35って分かりますか?
それは俺の住所だった。
俺は怖くて「知りません」と答えた
知らない女
ありがとうございました。
女はすごい顔で無理やり笑顔を作ってお辞儀をした。
匠
なんなんだろう?
匠
怖いから拓也にLINEしよ
拓也とのLINE
匠
おーい
匠
拓也さっき知らん女が俺に札幌市14-35ってどこですかぁーって聞いてきた
拓也
それってお前の住所じゃね?
匠
そうそうだから知りませんって言った
匠
そしたらすごい顔でニコってしてった
拓也
そりゃ怖かったな
拓也
今どこにいんの?
匠
家だよ
拓也
それよりこんな話知ってる?
拓也
身長の高い女が話しかけると
拓也
その人は呪い殺されるらしいぜー
匠
え??
拓也
でもお前は身長高くなかっただろ?
匠
いいや、俺が見た限り2m超えてた
拓也
え、マジかよww
拓也
お前が呪い殺されるなんてなさそうだな!
匠
そんなの嘘だよな?
拓也
え、知らん
拓也
ただ聞いただけだし
匠
嘘だろー
ミキ
やっほー
拓也
だれ?
匠
知らねー
ミキ
高木高校の2年だよー
匠
へーよろしく
拓也
よろ
匠
みきって呼べばいい?
拓也
それな
ミキ
うん、みきでいいよ!
匠
おけー
拓也
おけ
拓也
おい、みきは背の高い女って知ってる?
拓也
信じてる?
ミキ
いやー!
ミキ
どうせ嘘じゃん
拓也
良かったじゃん匠
匠
お、おう
匠
少し不安だかな
ミキ
札幌市14-35って人の住所知らん?
ミキ
友達がその人のこと好きでチョコ渡すために家知りたいんだってー
匠
拓也
言っていいのか?
匠
あ、あぁ
拓也
匠の家だよ
拓也
商店街の近くのエレナの横だぜ
拓也
友達に言っておけ
ミキ
アリガトォー
ミキ
ジャアイマカライクネ
拓也
カタカナきもいからやめろよー
匠
そうだよー
ミキ
ソウカナ
匠
それよりもう遅いから来なくていい
ミキ
イヤ、イマカライク
匠
ちぇー
匠
分かったよ
匠
(部屋片付けないと)
拓也
がんばー
5分後
匠
(やっと片付け終わった)
ピーンポーンピンポンピンポン……
匠
(めっちゃ押すじゃんw)
ガチャ
匠
ええ??
匠
なんでお前が
知らない女
ふふふふふふふふふふふふふふ
知らない女
やっと見つけた。
知らない女
探したよ?
匠
き、気持ち悪い
知らない女
酷いなぁー
知らない女
まぁいい。お前はもう死ぬんだから。
匠
は?何言ってんだよ!
匠
拓也、拓也
匠
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不在着信
匠
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不在着信
匠
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不在着信
15分後
拓也
あれ?どうしたの?
拓也
あ、何かニュース来てる
拓也
は?匠?匠?
拓也
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不在着信
拓也
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不在着信
拓也
みき知らないか?
ミキがグループから抜けました。
拓也
なんでだよ。
知らない女
次は、拓也君の元へ
知らない女
ニヤニヤ