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仁美
ねえ
大和
んー
仁美
今住んでるアパートさ
仁美
壁に小さい穴が空いてるんだけど
仁美
なんかそこからたまに視線感じるんだよね
大和
マジで?
仁美
幽霊とかだったらどうしよう...
大和
何言ってんだよ
大和
もう二十歳だろ
仁美
それはそうだけど…
次の日
仁美
大和〜
大和
なんだー
仁美
あのさ、やっぱ気になるから画鋲刺してポスター貼ったの
仁美
そしたらなんも感じんくなった！
大和
それは良かったな
仁美
うん
大和
で、今どこ?
仁美
家だよー
大和
それは良かった
仁美
何?
大和
今、眼科の帰りなんだ
仁美
え、どうしたの?
大和
なんか目、けがしちゃって
大和
10時頃
仁美
え
仁美
それって私がポスター貼った時間と同じなんだけど
大和
当たり前だろ
仁美
どういうこと?
仁美
今、大和どこに住んでるの?
大和
どこって仁美の隣の部屋に決まってんじゃん
大和
急に引っ越すから今仁美が住んでるアパート探すの大変だった
仁美
は?
大和
俺の目傷つけたんだからさ
大和
仁美の目も傷つけていいよね
仁美
いや！帰って来ないで！
仁美
お願い
大和
今、仁美の玄関の前
仁美
誰か助けて...
大和
無駄だよ
大和
あれ?鍵がしまってる。
大和
でも残念
仁美
え?
大和
合鍵持ってるよー
仁美
どうして…
大和
仁美の彼氏が持ってた。
仁美
まさか
大和
仁美には俺がいるだろ？
仁美
いやああああ！
大和
お待たせ
大和
みーつけた！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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