/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
尚美
風間隆二マジ大好き！
千沙子
またはじまった笑
千沙子
尚美ってほんと風間隆二好きだよね
尚美
だって歌上手いしイケメンだし演技力あるし
尚美
しかもこの前とか私のファンレターをテレビで紹介してくれて
尚美
とても励みになってるって言ってくれたし！
千沙子
それはすごいね！
尚美
また送ったから隆二くん読んでくれるかな～
千沙子
読んでもらえるといいね！
尚美
ありがとう！
翌日
尚美
テレビ観た？
千沙子
観たよ
千沙子
ファンレター読み上げてたけどまさかあれも？笑
尚美
そう！
尚美
私が送ったやつ！
尚美
もう死んでもいい私
千沙子
おいおい笑
尚美
しかも今度のファンレターね
尚美
私の住んでるマンションの住所と電話番号も書いておいたの！
尚美
隆二くんが掛けてきてくれるの期待してる！
千沙子
それはさすがにないでしょ～
尚美
ある！
尚美
絶対に！
千沙子
ちょっと期待しすぎじゃない？
千沙子
てか住所まで教えるのはちょっとやりすぎじゃないかなあ
尚美
そう？
数日後
尚美
ヤバイヤバイ
尚美
隆二くんから電話きた
千沙子
マジ？
千沙子
すごいじゃん！
尚美
お話できて超嬉しい♥
尚美
今度はもっと話したいな～
千沙子
それにしてもほんとファンサービス精神高いよね
尚美
いっそのこと私だけの風間隆二でいてほしいんだよなあ
千沙子
独占しないの笑
尚美
私は本気だよ！
尚美
他のファンとかいなくなればいいのにってたまに思うし
千沙子
ちょっと怖いよ尚美
尚美
尚美
あ
千沙子
なに？
尚美
また電話
尚美
きっと隆二くんからだ！
千沙子
もう夜の11時過ぎだよ
千沙子
両親とかだったり笑
尚美
一旦離脱するね！
千沙子
はーい
20分後
尚美
ちさ
千沙子
お、早かったね
千沙子
風間隆二からだった？
千沙子
それとも違う人だったりして笑
尚美
助けて
尚美
お願い助けて
千沙子
え
千沙子
どうしたの？
尚美
隆二くんがここに来るの
千沙子
うそでしょ？！
千沙子
助けてほしいほど興奮してるんだ笑
尚美
違う
尚美
怖い
尚美
助けてちさ
千沙子
一体どうしたの？
尚美
隆二くんがここに来るの
尚美
私を殺しに
千沙子
なに言ってるの
尚美
電話に隆二くんが出たの
尚美
おしゃべりして感激したんだけど通話の最後に
尚美
「僕も君が好きなんだ」
尚美
「だから僕一人のものだから誰にも渡さない」
尚美
「君が僕のファンのように僕も君のファンなんだ」
尚美
「住所を教えてくれたからこれから君の所へ行くよ」
尚美
「このために包丁も新しいのを買った」
尚美
「君と一緒に死ねば誰のものにもならない」
尚美
そういって切れたの
千沙子
逃げて尚美！
尚美
怖いちさ
千沙子
だから逃げてって！
千沙子
絶対ヤバイよそいつ
尚美
とりあえず近くの警察に行く
尚美
さすがに怖い
千沙子
急いで！
千沙子
なんなら私から警察に連絡するから
千沙子
尚美？
千沙子
ちょっと尚美！
千沙子
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
千沙子
不在着信
2018.02.04 作
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
