奇跡の再会で

4年前

私たちは

小6だった。

そして4年後が今になる。

大河は四年前に引っ越した。

東京の都会っ子から、田舎の方へ行ってしまった。

私としては悲しかったが、

悲しそうな顔は見せたくなかった。

私は

大河と、幼馴染だった

だから

私が泣いているところ、

たくさん見られてる。

付き合ってるのに

泣き顔見せたくなかった

そして

今。

私は、新幹線に乗っている。

母の急な転勤が決まり

私たちは、引っ越した。

高校1年となった私は

新しい家の近くの、愛媛第一高校へ行く予定だ。

愛媛だった。

愛媛？

そう。愛媛だ。

たいが

愛媛はひろい。会えるわけがない。ただ連絡を取って、どこかで会うことはできる。

私が新しく

住むところ

それは

本当に田舎だった。

東京の真ん中に住んでいたから、

自然の空気が美味しかった。

隣の人の家とは、近かった

その家と二件並んで

すぐ

畑があった

隣の人に挨拶に行こう。

母に言われ、妹の詩緒莉(しおり)と共に挨拶に言った。

表札

ん？なんか読んだことがあるこの字

珍しい名前だっ。

でも聞いたことある

伊達...だて？だて...だて...

ピーンポーン

はーい

私と詩緒莉は、顔お合わせた

聞いたことある...

ガチャッ

ガチャ

ちょっと嬉しい

ガチャッ

家に帰って

そして2日後

私は転入した

ガラガラ

みんなの視線を感じる...

毎日一緒に帰る

それだけで

たのしい

毎日です