美久
塾疲れたー
サクヤ
お疲れー今日は何やっとったん❓
美久
理科
美久
やばむずい
サクヤ
笑笑
美久
それよりさー
美久
サクヤって好きな人おるん❓
サクヤ
えーまぁおるで
美久
えっ誰
サクヤ
じゃあこの際言うわ
サクヤ
美久好きです付き合って下さい
美久
えっ
美久
マジか
美久
んーごめんなさい
サクヤ
やっぱあかんかー
サクヤ
でも俺は諦めへんから
美久
...うん
こうして俺は毎月のように美久に告白をした
それからかなり時間がたち気づけば大学生になっていた
ある日俺は美久の家に遊びに行った
美久
あっねえサクヤお願いしたいことがあるんやけど
サクヤ心
お金でも貸して欲しいのかな財布には確か3万ぐらい入ってたかな
サクヤ
どうしたん❓
美久
私と付き合って欲しいねんけど
サクヤ心
⁉︎大丈夫騙されてない付き合うって言うのはそういう意味じゃなくて買い物とかそういうのだな
サクヤ
いいよ荷物持ちかなんか?
美久
いやそっちじゃなくて恋人になって欲しいの
美久
てか皆まで言わずな笑
サクヤ
なんで❓
この時の俺の答えは告白してきた相手に返すのに最低な言葉だったな〜と後で思う笑
美久
大学入ってからナンパが増えたからまぁサクヤだったらいいかなって思っただけ笑
サクヤ心
この時の俺の気持ちが誰に分かることだろう
サクヤ心
今まで告白し続けてよかったと言う気持ちとそんな言い方はないじゃないかと言う気持ちが一気に押し寄せてきた
サクヤ心
ここで断ったら少し面白いんではないかと思ったが...
サクヤ心
ふっと顔を見たときに今までにないくらいの赤面だったので俺は全てを許してしまった
サクヤ
じゃあよろしくな美久
美久
うん
これが田中美久いや我が最愛の妻小林美久との馴れ初めである






