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ちぃちゃん

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ちぃちゃん

1 - ちぃちゃん

2018年01月25日

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イオリ

ねぇねぇ

イオリ

こんな話知ってる?

恵美

恵美

どんな話?

イオリ

ちぃちゃんって話。

イオリ

まぁ、話っていうか、

イオリ

都市伝説なんだけどね。

恵美

あ、なんか聞いたことある。

ある特定の時間、

5時55分に

ちぃちゃんは現れる。

特に、学校の近くでは、現れやすい。

イオリ

そして、ちいちゃんに、

イオリ

誰にも言えない気持ちを話すと、

イオリ

教えてくれるんだって。

イオリ

どうすればいいか。

恵美

へー!

恵美

便利じゃん。

イオリ

でも、

イオリ

ちいちゃんは、喋れないの。

恵美

え?マジで?

イオリ

うん。

ちいちゃんは、

体が弱かったんだって。

そして、体が弱かったから、

よく、いじめの対象にされてたの

そして、いじめに耐えきれなかったちぃちゃんは、

喉の声帯ごと包丁で切り落としちゃったんだって。

恵美

え!?

恵美

なんで声帯まで切っちゃったの?

イオリ

なんか、昔、ちいちゃんがいじめられてなかった頃、ちぃちゃんが、友達の秘密をみんなにうっかり話しちゃって、

イオリ

それで、そのちぃちゃんの友達が、ちぃちゃんをいじめ始めたんだって。

恵美

ふえー。

恵美

なんか壮絶だね。

イオリ

それで、ちぃちゃんは、もううっかり大事なことを話さないように

イオリ

声帯を切ったんだってさ。

恵美

なーんかちょっと、矛盾が生じてるけど…

イオリ

まぁ、都市伝説だし。

恵美

じゃあさ、うちらで試してみようよ!

イオリ

残念ながら、1人の時じゃないと出来ませーん!!

恵美

えー!マジかよww!

恵美

ビビって出来ないじゃーん!

恵美

ってか思ったけどさ、

イオリ

恵美

声帯がないなら、どうやって真実教えてくれるの?

イオリ

たしか、花びらを渡してくるはず。

恵美

はぁ…なんてロマンティックな…

イオリ

水色の花だと、「その気持ちは間違っている」

イオリ

ピンクの花だと、「その気持ちは合っている」

イオリ

紫色の花だと、「危険信号」

恵美

?危険信号ってどういうこと?

イオリ

んーなんか、間違っている。って言うのとは違くて、

イオリ

なんか、

イオリ

本人には分からないとてつもない危機が迫っているんだって。

恵美

なにそれ?笑

恵美

んーまぁ、私はやるのなんかこわいし、

恵美

ここはイオリ、お願い!!!

イオリ

えー…うち、やんなきゃダメ…?

恵美

やれ!笑

イオリ

…分かったよ……

そして私は、午後5時55分に

学校の校庭に行った。

教師には、「忘れ物」

と言っておいた。今は、その帰りの途中。

イオリ

あっ……

イオリ

ちぃちゃん…?

その女の子は、紛れもなく、ちいちゃんだった。

なぜちぃちゃんだと分かったのか、私にも、わからなかった。

とにかく、ちいちゃんなのだ。

イオリ

ねぇちいちゃん。

ちぃちゃん

イオリ

私の気持ち、聞いてくれる?

ちぃちゃん

ちぃちゃんは、首を縦にふった。

イオリ

…ありがとう。

イオリ

私ね、好きな人がいるんだ。

イオリ

…でも、同性なんだ。

イオリ

気持ち悪いよね。

イオリ

私は、

イオリ

恵美のことが好き。

ちぃちゃん

彼女、「ちいちゃん」は、

黙って、

ちぃちゃん

こんなかんじの花びらを私に渡してくれた。

イオリ

え…

イオリ

ピンク…!!!!!

イオリ

ほんと……!?

ちぃちゃん

ちぃちゃんは、黙って、去っていった…

イオリ

嬉しい…!

イオリ

ありえないけど…

イオリ

この恋、成就するの…?

イオリ

じゃあさっさと恵美に告白しなきゃ…!笑

イオリと恵美のチャット

イオリ

聞いてよ恵美!!!

恵美

うん?

イオリ

あの…!

イオリ

好き!

恵美

はあ?笑

恵美

いきなりなんなの?

恵美

…っ

恵美

まぁ…

イオリ

…恵美?

恵美

恵美

私も…好きだけど…?

イオリ

マジで?!

恵美

うん。

恵美

私、イオリのこと大好き

恵美

ほんとに大好き

イオリ

なにそれ!笑

イオリ

そんなこと言われたら照れるじゃん!笑

恵美

いや、事実だよ。

恵美

大好きだから、

恵美

会いに来ちゃった🎶

イオリ

…え?

恵美

後ろ見てよ🎶

イオリ

あ…

イオリ

恵…美…

恵美

私、イオリのこと、

恵美

大好きだからね。

あとから分かったことなのだが、

ちぃちゃんが渡してきた

あのピンクの花びら、

色素は、

"紫"

だったーーー。

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