前
おい…なおったか?
ゆめ
全然まだ…
ゆめ
ゆめ
もう死にそうなんです~
前
おいおい。大丈夫か?
ゆめ
…実は、親は今いなくて
前
は?食べ物は?
ゆめ
冷蔵庫に何もなくて、これで食べなさいって、お金はもらったんですけど…今日インフルに…
前
たく…待ってろすぐ行って作ってやる
ゆめ
いえ…いいです。
前
は?
ゆめ
だって…今日陸上部のクリスマス会じゃないですか!私は行けなかったですけど
前
でも
ゆめ
大丈夫でーす!楽しんでくださいね!
ゆめ
それじゃ!
前
おい…
ゆめ家
ゆめ
あ~…マジでしんどい…
ゆめ
意地はらずに先輩に来てもらえばよかった〜…お腹減った
ピーンポーン
ゆめ
…宅配の人かな?
ゆめ
はーい
前
おい…ほら。
ゆめ
先輩!!クリスマス会は.
前
そく、帰らせてもらった
ゆめ
なんで…それ
前
お前のための、食料…なんか作ってやるよ
ゆめ
ありがとう…ございます
前
おう…座っとけ
ゆめ
はい…
トントン〜カチッ
前
ん?どうした
ゆめ
先輩…料理出来るんですね
前
まぁ…一人暮らしだからな
ゆめ
私は昔から全然ダメでして…先輩みたいな人が旦那さんの人は幸せですね
前
うっせ!ほら!
前
前
食って元気出せ
ゆめ
…いっ、いただきます
前
どうだ?
ゆめ
おいひいれふ
前
そっか良かった
ゆめ
はい!んまぁ~♡
ゆめ
ごちそうさまでした
前
おう!
ゆめ
あ、食料のお金いくらですか?
前
いいよ…バイトしてるし。お金はまだめっちゃ貯金してあるから
ゆめ
すみません…色々と
前
あ?
ゆめ
せっかくの…陸上部のクリスマス会にも行けなくて…
前
…
ゆめ
ちょっと悲しかったんですけど…先輩が来てくれて良かったです嬉しかったし…
前
おう!
ゆめ
でも、先輩今からでもクリスマス会言ってください…私。申し訳なくて…
前
いいよ…お前のが心配だし?
ゆめ
すみません
前
ほら!寝ろ
ゆめ
はい…ありがとうございます
前
おう
ゆめ
先輩
前
なに?
ゆめ
こんな体制で申し訳ないんですけど…
ゆめ
好きです
ゆめ
陸上部は、元々運動が好きで続けてたんですけど…
ゆめ
みんなからは、ゆめの取り柄はそれだからでしょ?とか、言ってくるんです
ゆめ
でも、先輩だけは…才能ではなく…私の気持ちに気づいてくれて
ゆめ
嫌々やってはいないことを見抜いてくれて…
ゆめ
それから好きになりました
前
…
ゆめ
付き合って下さい
前
俺は…初めてあった時から好きだったよ
前
俺は結構運動出来るから陸上部に入れって、
前
先生に言われて入ったけど…ゆめにあって…
前
俺はかわれたんだ…
前
俺の方こそ付き合って下さい
ゆめ
…私なんかで?いいんですか
前
むしろお前じゃなきゃ無理
ゆめ
…お願いします〜
前
クリスマスが、付き合い記念日だな
ゆめ
はい!






