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数時間前、私は交通事故に遭った
すぐさま病院に搬送され、気がつけば目の前には病院の天井
…ではなく巨大なホールに数人ほどの人と共に立っていた
由紀
由紀
由紀
由紀
私の周りには学生からお年寄りまで幅広い年齢の人間がいた
みんなも私と同じく状況を理解していないらしく、困惑の表情で辺りを見回している
その時、演説台に一人の男が現れた
司会者
司会者
全員の視線が司会者の方に向く
司会者
司会者
由紀
由紀
司会者
見渡して見ると確かに学生が沢山いる
由紀
司会者
司会者
司会者
由紀
司会者
司会者
司会者
由紀
司会者
由紀
司会者
司会者
司会者
由紀
司会者
由紀
由紀
由紀
死者達「そうだそうだ!」
「こんなの理不尽だぞ!」
司会者
司会者
由紀
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
………………
司会者
司会者
司会者
司会者
由紀
こうして審査が始まった
問題の内容はいたって簡単だった
由紀
私はスラスラと解くことができ、無事に合格した
司会者
司会者
私達合格者はカラフルな列車に乗せられ青空の上へと登っていく
由紀
由紀
雲の上には青空にちっとも似合わない巨大な黒い施設があった
司会者
列車を降り、施設を不思議そうに見ているとある看板が目に入った
「ようこそ転獄へ」
由紀
由紀
司会者
司会者
由紀
由紀
由紀
司会者
司会者
司会者
司会者
司会者
あれから400年が経った
今日も私は施設の中のモニターの前で意味のわからない文章を何億文字と日々打ち続けている。しかも神様が直々に監視にやって来るというオマケ付きだ
神がこんなにも近くにいるのに神も仏もいない世界だ
後から聞いた話だとじごくは地国と書くらしく
地の国…すなわち地球の事らしい。簡単に言えば生き返える事が出来るのだ
あの審査に落ちていれば今頃私は…
由紀
由紀