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遥
ねぇ、
達也
ん？
遥
妊娠、してた。
達也
え、、
遥
今日産婦人科行ったら
遥
妊娠4ヶ月過ぎてるって
達也
じゃあもう中絶は無理かよ
遥
うん
達也
はぁ…どうすんだよ
遥
どうすんだよって、産むしかないじゃん
達也
それで育てるの？
遥
そんなの無理だよ
達也
実家は？
遥
実家なんて無理だよ。親にこの事言ってないし
達也
達也
捨てるしかないか…
遥
そんな…
達也
だってしょうがないだろ
達也
育てられないし、そっちのが可哀想じゃん
遥
…うん
6ヶ月後
遥
産まれたよ！
達也
おぉー！
遥
でも、
遥
やっぱり捨てるよね？
達也
うん…
遥
しょうがないよね…？
達也
うん…それじゃあ今日の夜に駅前の線路に、
遥
うん
AM2時
達也
捨ててきた。
達也
ぐずんなかった。
遥
そう…
達也
電話しよ？
遥
うん
達也
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通話
00:04
達也
どうしたんだよ？
達也
いきなり切って
遥
ほんとに捨ててきたんでしょうね！？
達也
うん、捨ててきたよ
遥
ほんとに！？
達也
ほんとだよ
何言ってんだよ？
何言ってんだよ？
遥
近くに赤ちゃんとかいる？
達也
いねーよ
遥
じゃあなんで赤ちゃんの鳴き声が聞こえるの！？
達也
は？
達也
嘘だろ笑笑
遥
ほんとだよ！！
達也
じゃあもう1回電話するぞ
達也
通話
00:10
達也
何も声なんてしねーじゃん
達也
おーい、遥？？
不明
不明
パパ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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