/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
けんじ
どうしよう、たいへんなことになった
祐司
どうした？
けんじ
けんじ
俺死のうと思ってさ
祐司
はぁ！？
けんじ
けんじ
でも勇気がなくて、だから
祐司
何言ってんの？
けんじ
けんじ
タイムマシーンで過去に行って
祐司
おいおい
祐司
大丈夫かよ
けんじ
けんじ
両親の出会いを邪魔したんだよ
けんじ
けんじ
俺が生まれてない世界を作るために
けんじ
けんじ
そしたら俺が消えたり現れたり
けんじ
けんじ
両親が出会わなければ俺は生まれてない
けんじ
けんじ
わけなんだけど、俺が生まれなければ両親の出会いを
けんじ
けんじ
邪魔することなくて俺が生まれるわけで
けんじ
けんじ
だから未来が変わって俺がいる世界と
けんじ
けんじ
生まれなかった世界が交互に
祐司
俺も、おかしくなったのかな
お前のこと、知ってるような知らないような……
お前のこと、知ってるような知らないような……
祐司
けんじだろ
祐司
祐司
いや、誰だっけ、いやいや
祐司
祐司
幼馴染のけんじだよな
祐司
え？
祐司
俺、幼馴染なんかいたっけ？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
