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光が眩しく目を開ける

ぁ、ないくんおはよ

ぉにぃちゃ...

まだ眠いね

爽やかな笑顔をこちらに向け 頭を優しく撫でてくれる

ないこたんおはよ!

ぃふさ、?

声がした方を見るといふさんが にこにこしながら俺の顔を見ている

まろおはよ〜

ないこ今日も可愛ええな〜

りうらの挨拶をフル無視し頭を撫でてくる

ちょっと?挨拶したんだけど
聞こえてない?

聴力おじいちゃんかな〜?

怒ったりうらが煽り口調で言う

お子ちゃまは黙ってろや
俺はないこに挨拶したんや

はぁ!?お子ちゃまじゃないし!

お子ちゃまやろ

なに朝っぱらから喧嘩してんねん

ゆ〜すけさ、おはよぉござます

はい、おはようございます

ないこは挨拶できてえらいな〜
挨拶できたからご飯食べよな〜

そう言いゆうすけさんは二人を無視し 俺を抱っこする

ゆ〜すけさんのご飯好き

ありがとうな〜

朝からゆうすけさんに頭を撫でてもらい 俺のテンションは最高潮だ

ゆうすけさんに連れてこられたのは 座布団が数枚と机が幾つか置かれた和室

わぁっ

机の上には既にゆうすけさんが作った 朝食が並べられていた

目輝かせて可愛ええな

美味しそうだから

ほなここで食べよな〜

はい!

昨日の昼から何も食べていなかった俺 目の前に食べ物があるだけで嬉しかった

二人だけで朝ごはん食べるとか
ずるくない?!

抜け駆けせんで俺らも連れてけや!

ゆうすけさんに食べさせてもらっていると 大声で文句を言いながら お兄ちゃんといふさんが来た

朝からしょうもないことで
喚いとるお前らが悪いんやろ

ゆうすけさんのその言葉で 一連の騒動は幕を閉じた

鬼の花嫁になりました

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