大樹
もう分かってるんだぞ海人
海人
うぃーびっくりした?
大樹
しないわ
大樹
「こいつは俺の同級生.海人だ」
大樹
「まっ似てるからわかったんだけどね」
海人
なんだよー自信作だったのに
大樹
いや漫画か、
海人
ふっいいツッコミじゃーん
大樹
おい、もう先生来るぞ
海人
分かってる分かってる
先生が教室に入ってきた
先生
はいみんな席につけー
先生
授業始めるぞー
生徒
はーい
先生
1時間目は幻想についての授業だ
大樹
「どんな授業だよ」
先生
みんなは幻想について何か知ってることはあるかー?
大樹
「幻想かー」
海人
俺知ってますよ先生
先生
おっじぁ教えてくれ
海人
幻想とは、根拠の無い空想で・・・
大樹
「絶対長話になるやん...」
10分後
海人
・・・というわけです
先生
おーよく知ってるなー
大樹
「やっと終わった...」
大樹
「まぁ海人は現実でも頭いいしなー」
大樹
ん?現実?
大樹
まいっか
俺はすっかり現実のことを忘れていた
この環境に慣れてしまったからだ
そして昼休み
海人
大樹、外行こうぜー
大樹
いいよー
海人
何する?
大樹
なんでも
海人
じぁドッチボールで
海人
人集めてくるー
大樹
「この学校は昼休みがあるのかー」
大樹
「小学校みたいだなー」
海人
そんじゃ始めるぞー
海人
えい!
それからドッチボールが続き
海人の投げたボールが俺の頭に命中した
海人
あっ、おい大丈夫かー
大樹
大丈夫だぞ
次の瞬間
大樹
!?
大樹
急に頭が...
大樹はそのまま倒れた
海人
!?大樹!
海人
誰か保健室に連れてってくれー!
大樹
...
大樹
ここはどこだ?
母さん
大樹ーご飯だよー起きてー
大樹
母さん?
大樹
ってあれ?
大樹
えーもうちょっと寝たい
母さん
学校遅れるわよ
大樹
はいはい
大樹
お、俺が、
2人いる!?
大樹
くそ動けない!
大樹
誰なんだあいつは...
大樹
あーまた回りが真っ白に...
大樹
残念だったね。
大樹
お、お前!
大樹
早く現実に戻してくれよ!
大樹
えーでも楽しそうにしてたじゃん。
大樹
いやそうだけど
大樹
とりあえず戻してくれよ!
大樹
じぁいいよ
大樹
本当か!
大樹
でも1つだけ条件がある
大樹
なんだよ
大樹
この幻想の、
謎を解けたらね
大樹
は?
大樹
おい待てよ!
大樹
おーい
そしてまた、幻想の世界に
大樹
ん?ここは?
大樹
どこだ?
保健の先生
あっ起きましたか?
保健の先生
ここは保健室ですよ
大樹
俺はなんでここにいるんですか?
保健の先生
え、覚えてないんですか?
大樹
はい
保健の先生
君たちがドッチボールをしている時に
保健の先生
大樹君が急に倒れたんですよ
大樹
そうだったんですか
保健の先生
まっもうちょっと寝ていた方がいいですよ。
保健の先生
急にまた倒れてしまうかもしれないので
大樹
わかりました。
大樹
でも思ったことがある
幻想の謎って、
どういうことだ?
次回に続く







