過去を引きずり続ける君

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⋆｡:ﾟ･*☽:ﾟ･⋆｡✰𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭⋆｡:ﾟ･*☽:ﾟ･⋆｡✰

俺は久々に"夢"を見た

悪夢を見始める前に見ていた"夢"

何も無い空間

何処か懐かしい、見覚えのある人影が遠くに見えた

そこに居たのは師匠とまひくん

別に何も変じゃない

その空間には師匠達だけではなく

懐かしの"メンバー"もいた

今じゃ有り得ない

俺が大切に出来なかった人も居た

でも、"夢"だからかたいして何も思わなかった

これが現実でない事は確かだったから

今までのは全部は夢で、これが現実であって欲しいと

この時間は俺が望んだ空間だったから

嬉しかった

その1つ1つの言葉が

他の誰かに言われるよりも

どんな言葉を言われるよりも嬉しかった

まるで特別みたいな何か...

そう思った瞬間

俺は目が覚めた

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

時刻11:00

俺はいつも悪夢にうなされて目が覚める

でも今日は昔みたいにぐっすり寝てた

いつもとは違う爽やかな目覚めだった

ふと夢を思い出すと涙が溢れそうになった

忘れてたのか、それとも忘れようとしていたのかは分からない

けど、きっと大切な人に変わりはない

言われる日は来ないと思い、考えるのをやめていた

でも、心の何処かでずっと言って欲しかった

そんな言葉を夢の中で沢山聞けた