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廃藩置県をする
言われた瞬間、頭が真っ白になった。
思えばこの時から間違っていたかもしれない。
??
地面を蹴る音がして俺は顔を上げた。そこには一人の少女がいた。
遠江国
伊豆国
伊豆国
遠江国
あぁ、辛い。お前の失望する顔を俺は見たくない。
だけど運命にはどうあがいても変えられない。
遠江国
伊豆国
遠江国
伊豆国
やめてくれ。そんな事を俺に聞かれても分かるわけがない。
お前には死んで欲しくない。
そう、願うしかなかった。
次の瞬間、
伊豆国
俺は目の前の出来事をうまく理解できなかった。
伊豆の身体が解けるように消え去っていく。
遠江国
俺が考えている間にも伊豆の体はどんどん消え去る。
もう伊豆の頭しか残ってない。
遠江国
自分の声が虚しく響く。
伊豆国
伊豆はこんな時でも淡々とした声を出す。
そして…
伊豆国
口が動いた。何を言っているか分からない。
遠江国
俺が言いかけたその瞬間、伊豆の姿は完全に消えた。
遠江国
涙が出た。いつもなら我慢しているはずのそれが溢れ出す。なぜ出ているのか分からない。伊豆が最期、なんて言ったかも分からない。
分かったのは一つ
俺が伊豆を殺してしまったことだ
静岡
暗い。目隠しをしているためか、視界が黒く染まっている。
静岡
冷たい汗が背中を伝う。
いつもの事だ。
俺が伊豆を殺した。
もしかしたらこの毎晩見る悪夢は俺の一生背負い続ける罰なのかもしれない。
#カントリーヒューマンズ
ちゃっぴ
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コメント
1件
うわあ、重い…。遠江国が伊豆国に「廃藩置県」を告げるところから、伊豆が消えていくまでの流れが一気で息を呑みました。特に「お前には死んで欲しくない」と願うだけで何もできなかった遠江の無力感と、最後の「俺が伊豆を♡♡♡てしまった」という罪悪感が心に刺さります。悪夢にうなされる静岡の視点も、時を経ても消えない傷を感じさせて切なかったです。設定が凝ってますね…歴史の重みがキャラの感情に乗っていて、続きが気になります。