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あすかLv6

はい。えーと、
前回(上編)の続きです。

あすかLv6

前置きは短く、
始めていきます。

あすかLv6

では、どうぞ。

シャオロン

シャオロンっていいます。

軍人の男は 笑顔でそう答えた。 軍人にしては愛想の良い 奴だとコネシマは感じた。 そしてコネシマは、 彼の顔を改めて見て、 自分とほぼ歳が変わらないくらいの 青年だということに気がついた。

コネシマ

シャオロンか、
お前は少し変わった奴だな。

シャオロン

よう言われますー。
まぁ、変わってるっていうのも
大切だと思いますけどね。

コネシマ

シャオロン

ん、あぁえーと。
では、コーネル様
みんなが皆同じ性格で同じような
ことしか言わなかったら

シャオロン

気持ち悪いでしょう?

コネシマ

そうだな。

シャオロン

だから、皆違う方がいいんですよ。

シャオロン

それは貴方も同じです。

コネシマ

、、、?

シャオロン

お兄様方があのような事を言って
貴方を軽蔑しても、
お兄様方の方が正しいという
訳ではないと思います。

シャオロン

貴方は王妃様のおかげで、
自由な事の幸せを知っています。

シャオロン

そして、
蔑まれる辛さも知っています。

シャオロン

それは、
互いに両立しているものです。

シャオロン

その、両方を知っている貴方こそ、
国民に親身になることができる
と思います。

コネシマ

シャオロンは凄い。

コネシマ

俺とほとんど
歳、変わらないよな?

コネシマ

俺はそんなに大人にはなれない。

シャオロン

ええ、多分。
私は孤児でしたので、
行き場がなく、困っていた所を
とある方に助けていただき、
13から様々な軍を
転々としています。

コネシマ

そ、そうなのか。
悪いことを聞いちゃって
悪かった。

コネシマ

、、、なぁ。

シャオロン

どうなさいました?

コネシマ

やっぱなんでもない。

シャオロン

、、、。そうですか。

シャオロン

今日はもう休んで下さい。

コネシマ

分かった。
シャオロン今日はありがとう。

シャオロン

明日、別館の方へいらして下さい
そこで少しお話があります。

コネシマ

わ、分かった。

そういうと、コネシマは部屋を 後にした。 帰り際シャオロンに かけられた言葉を 少し不思議に思いながらも、 寝床についた。 そして、部屋に残ったシャオロンは 食堂の裏口の方を睨む。

マーヴェル=リヴタニア

(いいこと聞いたな。
あの軍人散々なこといいやがって。)

マーヴェル=リヴタニア

(明日には彼奴クビにして、、、)

シャオロン

なぁに、盗み聞きしてん?

マーヴェル=リヴタニア

はぁ!?

マーヴェル=リヴタニア

お、お前なんでここに!

シャオロン

いやいや、何か気配感じたし、
つか、俺の質問に答えてや。

シャオロン

なんの為に盗み聞きしてん?

マーヴェル=リヴタニア

き、貴様俺になんて口を!!

シャオロン

いいから、はよ答えんか。

シャオロンはナイフを マーヴェルの首元に当てた。

マーヴェル=リヴタニア

、、、っ!?

シャオロン

次が最後やで?
はよ答えんか?

マーヴェル=リヴタニア

っ!お前らがコソコソ話してたから
なんか秘密かと思って、、、

シャオロン

で?コーネルの弱み握ろうとって
とこ?

マーヴェル=リヴタニア

そ、そうだよ!!

シャオロン

やめいや。お前も分かっとるやろうけど彼奴には勝てねえよ。

シャオロン

ほら、普通努力しないと
出来ないことが、

シャオロン

できる天才ってのが
たまにいるんだよ。

マーヴェル=リヴタニア

黙れ!お前明日にはクビにして、、、

シャオロン

俺はぁ、今お前の首を切り落としても別に困らないんだけど?

マーヴェル=リヴタニア

、、、ひっ

シャオロン

殺されたくなかったら
口外すんなよ?

首元からナイフを離された マーヴェルは、 涙目のままその場を 後にした。 そして、シャオロンは ナイフを懐にしまい込んだ。

シャオロン

(はよ、グルッペンに報告せな。)

シャオロン

(そろそろ作戦開始やなぁ。)

シャオロン

(バレたしw)

翌日、コネシマは シャオロンに言われた通り 別館に向かった。 すると、入り口からすぐ 分かるところにシャオロンがいて、 部屋につれていかれた。

シャオロン

んで、唐突なんやけど。
あ、ごめん。ちょっと
喋り方崩すな。

コネシマ

あぁ、いいけど。

コネシマ

で、なんだ?

シャオロン

単刀直入にいうと、
あと1ヶ月もしないうちに
この国は滅びる。

コネシマ

え?

シャオロン

でも、お前この国自体には
そこまで執着ないだろ?

シャオロン

あ、でもお前の
母親は大事やったな。

シャオロン

まぁええわ。
ちょっと問題があってだな。

シャオロン

本当はこの国の王族ごと放置して
勝手に滅びても、
作戦さえ遂行できりゃあ
ええと思ったんやけど。

シャオロン

俺、本当はこの軍の人間やなくて
別の軍の幹部なんやけど、
そこの総統がお前に興味が
あるって言っててな。

シャオロン

俺は最初不思議やったんやけど。
会って納得したわ。

シャオロン

お前がここで死ぬのは勿体ない。
ってことで、俺は
お前と王妃を死んだってことに
して、中央大陸の田舎に
避難させようと思ってん。

コネシマ

ちょ、待った待った。

シャオロン

ん?

コネシマ

んと、とりあえずお前が
スパイってことは
置いといて。

コネシマ

なんでこの国が急に滅びるん?

シャオロン

あー。

シャオロン

国王が、北大陸に行ったろ?
その事件のことで、多分な。

シャオロン

まぁ、グルッペンが言っとったから
せやろうな。

コネシマ

え、と?俺はとりあえず助けて
もらってるって解釈でええんか?

シャオロン

そうやな。

シャオロン

ちなみに、王妃様にも
このことは言ったんやけどさ。

シャオロン

王妃はここに残るっていうねん。

コネシマ

な、なんで。

シャオロン

いや、俺には話してくれんから、
そこを話し合って貰いたくて
ここに呼んだんや。

シャオロン

と、とにかく。
怪しくて疑心暗鬼かもしれんけど
要するに、

シャオロン

お前と王妃に、この
いずれ終わる国から田舎に
逃げて生きていく
チャンスをやるっていってんねや。

シャオロン

まぁ、何年後かに迎えにいくけど。

コネシマ

は、はぁ。だから俺はお母様を
説得しろと。

シャオロン

まぁ、説得するか、置いていくかは
お前の自由やけど。

コネシマ

お、おう。

コネシマ

本当に信頼してええんやろな?

シャオロン

まぁ、いずれ分かるで。

シャオロン

俺達に頼るしかなくなる。

シャオロン

俺は、マーヴェルに
色々バレちったから
1回この国を出る。

シャオロン

また、いずれその時がきたら
お前を迎えにくる。

シャオロン

それまでに母親と話し合っとけ。

コネシマ

まぁ、分かった。

シャオロン

じゃあな。

シャオロンは踵を返すと 部屋から出ていった。 コネシマはまとまらない 頭を整理しながら 母親のいる部屋へ向かった。 そして扉をノックした。

あすかLv6

はい。今回はここまでです。

あすかLv6

ここで、コネシマは母親を
つれていくのか、おいていくのか。

あすかLv6

コネシマはこの後、もう2人の
メンバーに出会うことになります。

あすかLv6

次回がコネシマの過去最終回になります。

あすかLv6

ぜひ、楽しみにしていてください。

あすかLv6

では、また次回

【wrwrd】軍旗シリーズ

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203

コメント

15

ユーザー

誤字った!

ユーザー

ありがとうございますw

ユーザー

では、作った参る!⭐️キラン(`・ω・´)ドヤ〜

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