しんじ
はぁー
しんじ
ばぁちゃんから貰った米精米しに行かないとな
そしてしんじは、家の近くの古い精米機に向かった
しんじ
げっ
しんじ
きたな、こんなとこほんとに機械動くのか?
機械
いらっしゃいませー
機械
こちら精米機です。
機械
下のボタンで、お選びいただき、お金を投入してください。
しんじ
んーと、200円か
機械
それでは精米ゾーンにお米を投入してください。
しんじ
ここか
しんじ
ふー重かったぜ
機械
それでは精米致します
機械
キュイーン
機械
ごごごごごごご
しんじ
うるっさ
しんじ
古すぎだろーが
しんじ
俺も引っ越してきたばっかだから、ここ使ったけど、こんなに古いとは
しんじ
あ、近所の方だ!挨拶しなきゃ!
近所の人
いやーね
しんじ
え?なんで俺の方を見ながらあんな真っ青なんだよ
しんじ
まっいっか、次あった時にしよーっと
しんじ
お!米でてきたぞ、
しんじ
じゃー
しんじ
じゃー
しんじ
そろそろかな?
機械
キュイーン
機械
精米が終わりました
機械
ご利用ありがとうございました。
しんじ
ふー
しんじ
家まで運ぶぞ!
家まで運びご飯を炊こうとしたら…
しんじ
なんだよこれ
しんじ
髪?
米袋の中にはありえないほどの髪の毛が入っていた
しんじ
なんだよ気持ちわりっ
しんじ
まず、ごみ捨て場に持って行かなきゃ
ごみ捨て場に到着
しんじ
はぁー、勿体ねーけど、
しんじは、ごみ捨て場に米を捨てた
しんじ
よーし!帰るぞ!
近所の人
トコトコトコ
しんじ
あ!こんにちは!
しんじ
さっきはご挨拶出来ず申し訳ございません。
近所の人
あなたあそこで何やってたの?
しんじ
え?米を精米していました
近所の人
え。
近所の人
精米?
近所の人
あそこは、ある事件をきっかけに使用禁止になって動かないはずよ
しんじ
え?
しんじ
動きましたよ??
近所の人
あなた米大丈夫だった?
しんじ
それが無数の髪の毛が入っていたんです
しんじ
で、この米気持ち悪いので捨てます
近所の人
髪…
近所の人
私はこれで失礼するわね
しんじ
さようなら
しんじ
なんであんな真っ青なんだよ
しんじ
隣の人に挨拶しなきゃ
しんじは、挨拶しに行った
そこでしんじは、想像も絶する話を聞かされる
隣の人
あれは、お前さんが引っ越してくる2ヶ月前ぐらいの話かねー
隣の人
ある親子があの精米機で米を精米してたんじゃ
隣の人
その時親の携帯に電話がかかってきて親は外に出たという
隣の人
そして、叫び声がした
隣の人
親はそれはそれは、慌てたという
隣の人
そして精米機を見たら、娘さんが頭を精米機の中に突っ込んでたという
隣の人
その後娘さんは怖さあまり亡くなってしまったんだ
隣の人
それからして、あそこは使用禁止令が出てるんだ
隣の人
お前さんさっき精米してたろう
隣の人
あそこは絶対に使っては行けぬぞ







