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如月 天音
一ノ瀬 麗奈
恐る恐る声のする左を向くと、 そこには女の子がいた。
優しい声、サラサラの黒い髪、 風になびくセーラー服。
一ノ瀬 麗奈
全てが魅力的で、目が離せない。
如月 天音
一ノ瀬 麗奈
一ノ瀬 麗奈
私は悩んでいることを全て話した。
親のこと、成績のこと、性格のこと─。
その子は私の言うことに「うんうん」と 頷きながら話を聞いてくれた。
如月 天音
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
一ノ瀬 麗奈
そう言って微笑みながら 私の顔を覗き込む。
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
少し吃(ドモ)りながら言うと、 女の子は嬉しそうに私の両手を握る
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
一ノ瀬 麗奈
握っていた私の手をパッと離して言う
気を取り直して、 咳払いをして自己紹介をした。
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
如月 天音
一ノ瀬 麗奈
優しい笑顔から、急に真剣な顔になった。
一ノ瀬 麗奈
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
「なんで?」と聞こうとしたら
一ノ瀬 麗奈
俯きながらまた私の両手を握る
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
如月 天音
一ノ瀬 麗奈
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
最後にそう言って、 私は家に帰っていった。
如月 天音
まさに、高嶺の花って感じの女の子。
そんな女の子と友達になれた。
すごく、嬉しい。
来週の土曜日が楽しみでしょうがない。
如月 天音
2話 終わり