実
ん、ッ、
7:00
実
もう、こんな時間…
実
またかよ、笑別にいいけどさ、
拓斗
おはよー!今日も朝家の前で待ってるわ!
実
おはよー、はいはいどうぞー
拓斗
冷た!?ちょっとは優しくなろーぜ?
実
チャラい君に優しく?
拓斗
そーそー!
実
なんでやねん
拓斗
まぁ、いいや、朝待ってっからなー
実
はーい
既読
実
準備するか、
お母さん
実!ご飯できてるよ!
実
はーい、今行く
学校への準備が終わり
実
行ってきまーす
お母さん
行ってらっしゃい
気おつけてね
気おつけてね
実
はーい
拓斗
おっはー!
実
!?ちょ、朝から脅かすな
拓斗
わりぃわりぃw
実
はい、行くんだろ?
拓斗
おう!行くー!
実
2人で行くの、久しぶりだな
拓斗
2人きりで行きたかったし、
)ボソ
)ボソ
実
なんか言った?
拓斗
いや!別に〜
実
拓斗が珍しく耳が赤い
拓斗
んな!?どこ見てんの、、
)手隠
)手隠
実
そんな笑隠さなくても笑笑
ーーーー笑、ーーーー。
唯華
チッ、入れる隙間ないじゃん、、
唯華
"また"邪魔しようと思ったのに…
梨沙
___。やっぱり。
)ボソ
)ボソ
拓斗
なぁー今日一緒に帰ろー
実
2人で?
拓斗
そー
実
んは、いいy…
唯華
私も帰りたい!
実
じゃー3人で帰る?
拓斗
…おん、
唯華
やったー!ありがとー!実!
)腕着
)腕着
実
なぁに笑笑
拓斗
…。
実
拓斗?
拓斗
ん、ぁ?あー、わりぃ、
実
大丈夫、?
拓斗
大丈夫、大丈夫、
実
そ、?じゃぁ帰りここね
拓斗
ん、
唯華
実〜教室一緒に行こ?
実
いいよー!
唯華
やったー!
拓斗
(あいつ、俺には笑顔見せねぇのに…)
先生
ーーー。ーーーー、ー。
拓斗
(実のことしか考えれねぇ、。)
先生
おーい。拓斗。集中しろ。
拓斗
あ?おん。
実
(まただ、はぁ、拓斗はキリないな、)
拓斗
(俺があいつのこと好きになったの、あの日からだよな、)
俺が、中学3年生の頃。
モブ
リーダーこいつよぇーすわw
拓斗
だろ?wまじ弱すぎw
モブ
もっとつえーやつ欲しいわーw
実
お前ら。なにやってんの?
モブ
お、またやれるのか?w
モブ
こいつも弱そーw
拓斗
ちゃちゃっと終わらせっか。
実
弱い?俺が?
モブ
そうだ、よっと
)殴
)殴
モブ
)蹴
実
)交わし,押さえつける
モブ
ッ?!は?
モブ
なに、こいつ、
拓斗
俺いるとこ忘れんじゃねー!
)飛び蹴り
)飛び蹴り
実
)交わし,気絶させ
拓斗
ん"?!く゛ッ、
バタン )倒
バタン )倒
実
はぁ、
実
だる。
拓斗
んッ、んー、
実
あ、起きた?
拓斗
お前!?ッ、いて゛、
実
あーあー、安静に
拓斗
なんでお前なんかに、
実
君さ、あんなことするの怖いんじゃないの?
拓斗
…は?
実
手、震えてたよ
拓斗
)隠
うるせ、
うるせ、
実
ストレス溜め込んでんでしょ
拓斗
…
実
家庭か?
拓斗
…そう、だけど、
実
…何があったか知らないけど、
実
)軽抱締
拓斗
…ッえ、?
実
辛かったんだろ、?吐き出す場所、なかったんでしょ?
拓斗
…う、ん、
実
俺でよければ、そばにいるよ
拓斗
…、神崎、拓斗、
実
ん、?
拓斗
俺の名前、
実
あー!じゃー、拓斗ね
拓斗
わかた、
実
俺は、葉山実
拓斗
実、わかった
実
安静にね
拓斗
ありがと、
俺は、中学3年の頃、初めてあいつと出会った。
喧嘩で1番を取りたかった俺とは違い、喧嘩も強いのに、人柄も顔もいい。そんな実にあの時、心を奪われた。
男同士の恋愛なんてキモイ、そう思ってた、だから気持ちなんて伝わらない、そんなこと分かってる
でも、誰にも取られたくない、俺だけのものにしたい、
そう思うと胸が押しつぶされるように苦しい
拓斗
(付き合えるなら、付き合いてぇよ、)
実
おい、拓斗
)小声
)小声
拓斗
ん、ぁ、なに?
)小声
)小声
実
大丈夫か、?ぼーっとしてるから
)〃
)〃
拓斗
おう、大丈夫
)〃
)〃
実
わかった、なぁお昼一緒に食べよ?
)〃
)〃
拓斗
ッ!!おう
)〃
)〃