/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
？？？
ふふっ
零雷
……なんで
湊
？
零雷
あなんでお母様とお父様とカイがいるの
ベイル
あははっ久しぶりだなぁ
アン
お母様と呼ばないで頂戴虫酸が走る
カイ
......元気だった？零雷
悪魔
ああいつが魔法使いの王家紫陽花、あいつが氷使いの王家湊、2人共将来有望で魔界最強と二つの能力を持つ氷使いです
カイ
敵と仲良いんだ
ベイル
関係ない、あいつはもう王家ではない悪魔もどきだ
カイ
悪魔もどき....
アン
さて、殺して私達悪魔が魔界最強になるわよ
ベイル
そうだな
カイ
はい...やりましょう
紫陽花
よくわからないけどかかってこい
湊
倒してやる！
零雷
あの、2人とも
湊
ん？
零雷
__________。
紫陽花
わかった
零雷
私は悪魔もどきじゃない
紫陽花
あと、俺魔界最強だけど天界の能力も持ってて天界最強でもあるからな
ベイル
それは相手しがいがある
カイ
強そう...
アン
カイ、貴方は氷使いの相手をしなさい
アン
私は悪魔もどきをやる
ベイル
魔法使いの王家をやるぞ
アン
だって氷使いの王家は人間界を観察に行ったあと吸血鬼の王家と鬼の王家の娘に殺されたらしいからね
ベイル
魔法使いの王家も、だったよな
紫陽花
だからなんだ
カイ
氷使い、
湊
なに？
カイ
こい
ドォン
湊
おい！待て！
カイ
人間界の星は綺麗なんだな
湊
おい
湊
こんなとこに来てどうした
カイ
零雷と俺は双子なんだ
カイ
ほらあれ双子座って言うんだろ
カイ
俺は双子の兄
湊
それで？
カイ
少し話したい
カイ
いいか？
湊
いいよ
カイ
いいのか！？
カイ
俺はお前を殺そうとしているのに？
湊
零雷さんはカイだけは殺して欲しくないって言ってたからな
カイ
零雷...
湊
で、話はなんだ？
カイ
零雷の過去について
カイ
知って欲しいから
湊
話していいぞ
カイ
ありがとう
カイ
俺らが生まれた日
俺らが生まれた日
親は喜んでいた
双子だから
でも
悪魔
ベイル様、アン様、産まれた双子のうち片方人間病でございます
ベイル
なんだと！
アン
人間病…
悪魔
王子は病ではございません
ベイル
まぁいい人間病のは悪魔もどき
アン
そうね片方だけでもちゃんと育てればいい
そこから数年俺は城を継ぐ王子として育てられた
一方人間病の零雷は
アン
掃除をしなさい
零雷
お母様、もう限界です
アン
五月蝿いわ！
アン
お母様と呼ばないで！貴方なんて家族じゃないわ
アン
奴隷だわ
アン
消されたいの？
零雷
いえ、申し訳ございません
アン
帰って来るまでに片付けておきなさい
零雷
それは
アン
なにか問題でも？
零雷
いえ、承知しました
アン
分かればいいわ
零雷
はぁ、帰って来るまでに片付けれないかも…
カイ
零雷...
奴隷と扱われてきた
カイ
零雷！
零雷
カイ！？なんで
カイ
手伝うよ
カイ
1人じゃ大変でしょ？
零雷
ありがとう。それじゃぁ片付けるぞー！
カイ
おー！
アン
帰ったわ！
カイ
俺戻るわ
カイ
そんじゃ
零雷
いつもありがとうね
アン
片付けられたのね、
アン
部屋に戻りなさい
アン
残り物を持って行かせるから
零雷
はい
俺は見てるだけだった
親が見てないところで助ける事しか出来なくて
親を止める事なんて出来なかった
酷い時は焼かれてたり痛めつけられてたりしてた
ベイル
お前がいるから恥を晒すことになるんだよ！
ベイル
オラ
零雷
いっ…
アン
人間が魔界にいる意味なんてないのよ！
ベイル
やっぱり名前をつけなくてよかった
アン
そうね
アン
名前なんてこいつにいらないわ
零雷
名前…
零雷は親に名付けられなかったあげく虐待を受けていた
でも魔界では奴隷が暴力振られるのは当然
俺はそれが嫌だった
だから僕が
零雷
カイ、来たんだ
カイ
名前、なんで名乗らなかったの？
零雷
カイに痛い思いをして欲しくないから
カイ
俺が兄なのに零雷が姉みたいだね
カイ
ごめんな守らなくて
零雷
いいよ、名前をつけてくれただけで嬉しいもん
名付け親は俺
カイ
はい、これ
カイ
どうせ今日も腐った飯だったろ
カイ
ちゃんとした飯食えよ
零雷
ありがと、
零雷
カイはちゃんと兄らしいことしてんじゃん
カイ
そうか？
カイ
そうそう
カイ
なんでここに来たかだな
零雷
ん？
カイ
落ち着いて聞いて欲しい
カイ
零雷、お前
カイ
____らしい
零雷
.....そっか
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
