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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

○○と真一郎くんは付き合っていました。

○○

私は昨夜、最愛の人を亡くした

○○

私の1番の心の拠り所であり、大好きな人。

○○

その人の名は、「佐野真一郎」

○○

学校でいじめを受けていた時に1番最初に気づいてくれたのも、相談に乗ってくれたのも真一郎だった

○○

真一郎は、私に「生きる意味」をくれたんだ

○○

けどもう居ない。

○○

そんな私に、生きる意味なんでないんだ。

○○

今日も学校へ来たけれど真一郎の事で頭がいっぱいだった

○○

真一郎が居ない世界なんてつまんない

○○

だからここで私は死んで、真一郎の所へいく。

○○

こんなに夕日が綺麗な日に死ねるなんて、幸せだな

マイキー

なぁみんな、今日夕日綺麗だな

ドラケン

だな

三ツ谷

確かにな

マイキー

屋上まで見に行こ!

三ツ谷

ちょっとだけな

場地

おれペヤングもってく

千冬

場地さん!半分ください!

場地

いいぞ、千冬ぅ

場地

半分コな?

千冬

はい!

武道

じゃあ行きましょう!

三ツ谷

あれ、誰かいねぇか?

○○

こんなに夕日が綺麗な日に死ねるなんて、幸せだな

ドラケン

おい、死のうとしてるぞ?

マイキー

(どっかで見たことあるような?)

三ツ谷

止めるぞ!

ドラケン

おい、

○○

?!え、もしかして聞いてました?

三ツ谷

あぁ、

三ツ谷

なんで死のうとしてるんだ?

三ツ谷

なんでも聞くから、話な

○○

あなた達には関係ないじゃないですか

○○

私が死にたいって思ったんです

○○

もう楽にさせてください。

マイキー

あ、

ドラケン

なんだマイキー

マイキー

もしかして、兄貴の彼女?

マイキー

おれ、佐野万次郎

○○

佐野って、真一郎の?

○○

そうです。私、真一郎の彼女です。

○○

もしかして、真一郎の弟さんですか?

マイキー

そうだ

マイキー

兄貴さ、彼女できたって喜んでたぜ

マイキー

それで、可愛いだろ?って俺に写真見せてきたんだ

○○

真一郎……

マイキー

どうせ兄貴が死んだから私も死ぬとか思ってんだろ?

マイキー

それは違う

○○

うるさいっ!

○○

真一郎が居なくなった今、私は生きる意味なんてない

○○

真一郎が生きる意味を私にくれた

○○

「佐野真一郎」という存在が私の生きる意味だった

○○

けどもう居ない

○○

私の生きる意味はなくなったんだよ

三ツ谷

どうしてそんな事を言う

三ツ谷

真一郎くんもきっとお前には死んで欲しくないはずだ

三ツ谷

きっとじゃない、絶対

○○

あなた達に何がわかるの?

○○

私はいじめられてた

○○

すごく孤独だった

○○

それを救ってくれたのは真一郎だったんだよ

○○

いつも相談に乗ってくれた

○○

真一郎、帰ってきてよ……

武道

辛いのは分かります、凄く

武道

けど、ここで死ぬのは違います

武道

僕にも大好きな人がいるんですよ

武道

彼女が例え、死んでしまったって

武道

僕は彼女の分幸せになって長く生きるって誓います

武道

だって、彼女は僕が死ぬことを望んでいないから

武道

幸せになって欲しいと思ってくれているから

武道

そう、信じられるから

三ツ谷

泣きたい時は好きなだけ泣けばいい

三ツ谷

頼ればいい

三ツ谷

今日から俺らが、真一郎くんの代わりになる。

千冬

いつでも頼ってくださいよ!

場地

俺ら、ちゃんと強いから

○○

みなさん、ありがとうございます

ドラケン

名前は?

○○

○○です。

マイキー

俺のことはマイキーって呼んで

ドラケン

おれは龍宮寺 堅

ドラケン

ドラケンってよべ

三ツ谷

俺三ツ谷 隆

場地

場地 圭介

千冬

松野 千冬っす!

武道

花垣 武道です!

三ツ谷

いいか?これからは俺たちが○○の仲間だ

三ツ谷

絶対自殺なんて考えるな

三ツ谷

真一郎くんの分、幸せに生きろ

○○

うん、、

○○

間違ってたね、私

○○

真一郎、真一郎の分も幸せになって、真一郎の分生きてそっち行くから

○○

ヨボヨボのおばちゃんになったらそっち行くから

○○

だから、待っててね

○○

私がそっちいった時はいつものあの笑顔で迎えてね

真一郎

あぁ、待ってるよ

真一郎

けど、絶対幸せになってからこっち来るんだぞ

真一郎

俺はいつでも○○の事見守ってっから

真一郎

こっちに来たら、笑顔で迎えてやるよ

○○

え……?!

ドラケン

あ?どうした?

○○

いま、声が

武道

きっと○○さんの近くで、真一郎くんが守ってくれてるんですよ

○○

そうなんだね、真一郎

○○

幸せになってそっち行くから、待っててね

マイキー

(兄貴、兄貴はやっぱりみんなにとってすごく大切な人だったんだね)

〜END〜

この作品はいかがでしたか?

233

コメント

7

ユーザー

ま?〇〇のアイコン新しいヤツやんԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)

ユーザー

いい話…✨

ユーザー

‪( ;ᯅ; )‬(´TωT`)

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