K
俺とVは同性同士の恋人だ。
最初の変化は、些細なことから始まった。
Vが学校に遅刻するようになり、以前は積極的だった会話にも沈黙が増えていった。俺が心配して話しかけてもVはどこか遠い目をして答えるだけだった。
ある日の放課後、Kは勇気を振り絞ってVに声をかけた。
K
V
K
そんな事、嘘だよね。分かってるよ。だけどVの心に触れようとする度Vが遠ざかっていくように感じるから、それ以上追求しないようにしよう。
数週間後
Vは突然姿を消した。
学校にも現れず、連絡も取れない。
俺は必死にVを探した。
だけど手がかりは何も見つからなかった。
K
K
夜通し街を彷徨い、Vと来た場所を訪ねる。
K
K
その全てが、今はKを深い孤独へと引き込むだけだった。
K
K
K
?
?
……K!!
K
K
K
?
V
K
思わず涙が溢れ出す。
K
V
V
K
V
K
V
君は僕の手を強く引っ張る。
その瞬間はまるで夢のように美しかった。
K
V
K
V
K
なんだあれ…テレビでしか見たことないような景色が目の前にある。
V
K
そう言うあなたの横顔はこの景色より美しくて、
"非現実的"だった
V
K
V
V
"宇宙で1番" ね
K
Vは姿を消した
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